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35年もの間、「TANKER」シリーズが世代を超えて愛されてきたのはなぜだろうか。きっと使う人の本質的なニーズを常に満足させてきたからに違いない。ユーザビリティ、デザイン、品質がそれぞれ高いところで安定している。35年間、それらを維持してきた実績がシリーズへの信頼感や人気につながっているのだろう。職業人としてどんな信頼や評価を築いていけるのかを自分に問う機会となった。
(STYLE編集部)

2月2日(土)、「TANKER」シリーズの発表35周年を記念して、「PORTER × adidas Originals Stan Smith SAGE GREEN ver.(ポーター×アディダス オリジナルス スタンスミス セージグリーンver.)」が発売される。

アッパーの一部にはTANKERの“セージグリーン”カラーの生地を使用、本体にはヌバックレザーを使用し、甲部分のTANKERの生地と質感のコントラストを演出させている。

柔らかなゴート革を使用したライニングを鮮やかなオレンジカラーで仕上げ、シューレースホールの金具にはグリーン塗装を施すなど、細部に至るまでTANKERを彷彿させるデザインだ。

シューレースには“セージグリーン”カラーの平紐タイプと、TANKERで使用されるコードをモチーフにした丸紐タイプの2種類が付属。さらに、シュータンやインナーソールにもそれぞれポーターロゴを配した。

このアイテムは、PORTER(OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA)、PORTER STAND(品川駅店、東京駅店)、PORTER SEOUL、KURA CHIKA by PORTER、POTR、吉田カバンオフィシャルオンラインストアでの限定発売。数量限定なので、是非とも手に入れたいアイテムだ。

カラーはブラック・セージグリーン・シルバーグレー3色展開

PORTERの代名詞である「TANKER(タンカー)」シリーズも35周年を迎え、ラインナップがアップデートされた。

1983年に発表した当時のTANKERの仕様を踏襲しながら、ディテールの改良を加え発売される新「TANKER」シリーズは全50型。

最大の特徴は、アメリカ空軍のフライトジャケット「MA‐1」をモチーフに開発したオリジナルテキスタイルだ。表面のナイロンツイル、中間層のポリエステル綿、裏面のナイロンタフタの3層からなる、軽さと丈夫さを両立させたこのオリジナル生地はそのまま。

「TANKER」の裏面の鮮やかなレスキューオレンジもこのバッグの特徴だ。
シリーズ全50型にポーター製のオリジナルの巾着が付属

カラーはブラック・セージグリーン・シルバーグレー3色展開で、裏面の鮮やかなレスキューオレンジもこのバッグの魅力だ。

当時では珍しかったアルミファスナーやスナップボタン、ナスカンなどの金具類は経年変化が表れるように、あえて塗装が剥がれるよう設計されている。

またTANKERのオリジナルカラーである「セージグリーン」が1983年の発表当初のカラーに再現されて登場。

金属ファスナーの引手はプレス製法で製作し、内装ファスナーの引手やビニールポケットの仕様など細部に至るまで変更が加えられ、装いを新たにしている。

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ポーター 表参道

text:Rina Araki