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花粉の季節がやってくると部屋のど真ん中を空気清浄機が占領してしまう。せっかくのインテリアも台無しとはいわないまでも、生活家電の妙な存在感が気になるところ。そんな花粉症のインテリアラバーには、こんなミニマルシックな空気清浄機はいかがだろうか?
(STYLE編集部)

「空気をデザインする」をテーマに、これまでもデザイン性の高い加湿器や除湿器などを世に送りだしている日本のメーカーcado。今回は、これからの季節にありがたい空気清浄機を紹介しよう。

「LEAF 320i」の円筒形のデザインは、さまざまな空間のどんな場所にもフィットする、主張しすぎない雰囲気がいい。天面の縁が薄く設計されているため、洗練された印象を与えるのだ。また、これによって空気の放出量が増えるので、空気の循環効率を上げることにもつながっている。まさに、デザイン家電を体現している商品だ。

本品天面は縁を薄く設計することで空気の放出量を増やし、空気の循環効率を上げた

ユーザビリティを高める機能も豊富に備えられている。

「セルフクリーニング機能」を持つフィルターは、少ない手入れで長く使うことができる。忙しい人には嬉しい機能だ。

Wi‐Fiを搭載しており、スマートフォンと連携可能。専用アプリ「cado sync」でのリモート操作に対応している。ネットワーク家電は数あれど、その機能、いつ使うの?と首をかしげたくなるものも多い。しかし「cado sync」は、電車内で起動して帰宅する頃には部屋の空気が浄化されているというのは花粉症の人には“使える”機能といえるだろう。

また、カラーLEDライトで目に見えない部屋の空気の状態を視覚的に伝えてくれる。このライトは周囲の明るさに合わせて照度が変化するので、目に優しく、就寝時でも睡眠の妨げにならないのがうれしい。

空気の状態を示すLEDライト(ブルー:キレイ、グリーン:少し汚れている、イエロー:汚れている)

フィルターは機能が異なるものを複数使用することで、段階的に空気をろ過していく構造。0.09μm(μm=マイクロメートル:1mmの1000分の1)程度の小さい物質までキャッチできる。これはPM2.5もほぼ確実に除去することができる清浄力を誇る。

ドイツの「iFデザインアワード」は、66年にわたり国際的に最も権威のあるデザインアワードのひとつ。賞は、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、建築、インテリア等の分野で構成され、cadoの「LEAF 320i」は そのプロダクト賞を3年連続で受賞している。

自分の時間を大事にしたい書斎はもちろんのこと、オフィスや客間など、人の目に触れる場所に置く家電としてもうってつけではないだろうか。

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カドー株式会社


text:Mariko Ikeda