Grand Seikoこの一瞬が、明日の私につながっていくー。
Briefing
10:00はじめてひとりで任された大切なイベント。
朝から、そわそわと心が落ち着かない。前日までにすべて整えたとはいえ、漠然とした不安が私を襲う———。
「あなたに任せたのだから、何も心配していないわよ」
私の不安を感じ取ったかのように、上司がやさしく声をかけてくれる。
腕に着けた時計を見つめ、フーッと息を吐き出し、「きっと大丈夫」と、自分に言い聞かせる。カチカチとリズミカルに動く秒針のイメージが重なり、徐々に私の心が落ち着いてくる。
この時計は、昼も夜も、どんな時も私を支えてくれる相棒。
心を静かに整えて、私はその時を待っている。
35歳の記念にと、少し背伸びして手に入れた、ピンクのフェイスの「グランドセイコー」。
角度によって薄桃色に上気した頬のように、ほのかに色づく白蝶貝、繊細にセッティングされたダイヤモンドのエレガントさは、大人の女の特権。
シックな黒の装いにだって、思いっきり甘いスタイルにだって、この時計は確かな存在感を放ってくれる。
スタートまで、あと1時間28分。
思わぬ渋滞で気持ちがざわつく私に、「落ち着いて」と諭すように、心強い相棒が時を告げる。
正確に時間を刻む信頼のクオーツ、ひと目で“今”がわかる視認性のよさ。
どんな状況でも、働く私を的確にサポートしてくれるから、腕に着けるたびに、私はこの時計に恋をしていく──。
Arrive at the
banquet hall
15:00
“ステイタスを持つ女性に、
誰もがなれるわけではない”
揺るぎない仕事への情熱と、真摯に歩んだ時間の重みが、ステイタスになるのだと悟ったあの年———。
初心を忘れないようにと、新たに手にしたのは、ポジションにふさわしい、価値ある日本の時計。
神秘的な深紫（こきむらさき）色のフェイス、精細で美しいダイヤモンドセッティング。
華奢な手首にも自然にフィットする、計算されたブレスレット。
精巧で緻密な日本の技術の結晶であるムーブメントは、日々の1ページを正確に刻む、私自身のステイタス。
※グランドセイコーマスターショップのみでの取り扱い。
Party
18:00
いつだって、それが私の一分一秒。
「一生仕事をして生きていく」と心に誓った日から、理想のキャリアウーマンの背中を追い続けてきた。
確実かつエレガントに仕事を進める上司の姿を見つめ、明日の私を重ね合わせる。「いつか、私も」と、仕事への新たな情熱が湧き上がる。
緊張から解き放たれ、安堵とともに、やり遂げた自信があふれてくる。
そう、私はいつだってこの瞬間のために働いているのだと、つくづく感じる。
悩み、落ち込む時間さえも、明日の私につながっているのだと、煌めくダイヤモンドが私に教えてくれる。
次は、私が働く女性の強さと美しさを後輩たちに伝える役目を担うと、腕に着けた、愛しき相棒に唇を寄せて誓う。
Well done
20:00
Grand Seiko Elegance Collection
STGF277
年差わずか±10秒という、限りなく正確に時を刻むクオーツモデル。ほのかな色を放つピンクの白蝶貝と、ダイヤルに配した22個のダイヤモンドが、オンではビジネスに自信を、オフでは気負わない優雅さを演出してくれる。
STGF277（クオーツ、ステンレススチール、26mm径 、ダイヤ入り白蝶貝ダイヤル） 32万円+税
STGF345
ケースサイドの大きなアーチに、38個の複数のサイズのダイヤモンドを立体的にセッティング。あらゆる角度からの光を取り込み、流れるような輝きを放つモデルは、豊かな経験から審美眼を養ってきたこだわりある大人の女性にふさわしいエレガントさを演出。
STGF345（クオーツ、ステンレススチール、30.4mm 径、ダイヤ入りダイヤル） 75万円+税
※グランドセイコーマスターショップのみでの取り扱い
Photograph＝熊澤 透 Styling＝白井艶美 Hair&Make-up＝川原文洋（UM）
Model＝樋場早紀、前田ゆか Text＝戌亥真美 撮影協力＝東京トヨペット株式会社 レクサス青山
部下 ジャケット4万4000円、パンツ5万8000円（上下セット価格）／エムフィル トランク ブラウス3万8000円／エムフィル（すべて、オールウェイズ） ピアス48万円／アルテミス・ジョイエリ、リング13万円／マッティオリ（ともにアルテミス・ジョイエリ）
上司 コート9万6000円、ジャケット6万円、パンツ4万6000円／すべて、リビアナ・コンティ（アノア） ピアス38万円、リング38万円／ともに、アルテミス・ジョイエリ ネックレス8万6000円／ミッレ バッグ23万円／ファウスト コラート（ともに、チェルキ）
