ベルトといってもそのデザインは千差万別。スーツに合わせるなら上質なカーフ素材が定番だが、J&M DAVIDSONの手編みのメッシュベルトならば違和感なく使うことができる。ブランド創業時から人気を博しているのがその証左だろう。適度にボリュームを持たせ、細すぎず太すぎず、絶妙のルックスに仕上げているのは熟練した職人技によるものだ。採用されている牛革は、使い込むほどしなやかに、表情豊かになっていく。それを愛でながらベルトとともに年月を重ねていくのも楽しみのひとつなのだ。
ベルトの先端に施されたメタルのデザインが、着用したときにウエストの絶妙なアクセントになり、いつものスーツスタイルにさりげないおしゃれのポイントとなる。また、メッシュの抜け感が、カジュアルスタイルでも活躍。これからの季節、デニムやチノと合わせれば軽快な休日スタイルを演出してくれるはずだ。
ベルトは、靴の質感と色味を合わせることが、こなれた印象に見えるコツ。まずは使用頻度の高い靴の色からそろえることがベスト。J&M DAVIDSONの「エンベローブ バックル チップ エンド プレーテッド ベルト」は、黒や茶色のベーシックなカラー以外にネイビーなど5色がそろっているので、お気に入りの靴に合わせた最適な1本を選ぶことができるだろう。
text:Rina Araki