チャーチは、1873年にイギリスのノーサンプトンで創業されたブランドだ。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、欧米のセレブリティや007のジェームズ・ボンドも愛用することで知られている。グッドイヤーウェルト製法によって作られ、型崩れが起きにくく、長時間履いても歩行がしやすいのも特徴だ。

チャーチの定番のコレクションでもある「ペンブリー」が、今季はスタッズを施したデザインでラインナップ。ペンブリーは、捨て寸を比較的長めにとったスリッポンに適したラスト126を用いており、カジュアルに履けるデザインだ。シングルソールにはラバー素材を採用し、インサイドはライニング仕上げを用いている。デザインのポイントとなるタン部分のギザギザはそのまま、アッパーや履き口に施したスタッズが存在感をアップさせている。

チャーチを代表とするドレスシューズの「グラフトン」。ラスト(木型)は173で、ストームウェルトが特徴のトリプルソールを採用することで、外観のボリュームをプラスさせただけでなく、防水・防塵性も兼ね揃えており、武骨な表情が魅力だ。外羽根ウィングチップのデザインは、繊細さが一気に増し、オンオフを問わずスマートに履くことができる。今季はウィングチップ、アッパー、外羽根によってトリオカラーのグラデーションモデルが登場。ブルー系とオレンジブラウンの2種類があり、いずれも落ち着きのある3色のダークカラーにより、絶妙なグラデーションに仕上がっている。

同じくグラフトンからスタッズを施したデザインも登場した。ベースは、グラデーションデザインと同じラストとソールを採用している。

人と差をつけたい人には最適なシューズだ。

editor's comment
定番モデルをアレンジしているので、デザインで浮くことはなくモードさがプラスされ、さりげないオシャレとして人々の目を引き付けそう。トリオカラーのグラデーションモデルは、色も抑えてあるのでビジネスシーンにも活躍しそうだ。

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チャーチ

text:Rina Araki