タケオキクチが多忙な働き手のスタイリストに ～WEB連動のDtoC店舗、本日渋谷にオープン

新型店舗で軸となるサービスは「スタイリング」と「オーダー」の2つだ。

新店舗では、「毎日コーディネートを考える余裕がない」という多忙なビジネスマンに向けて、小物や靴までそろえた24種類のコーディネートを紹介している。各コーディネートに割り振られたQRコードを読み取ると、コーディネートがスマホに反映されて、公式サイトを通じてそのまま購入することができる。

コーディネートはさまざまなビジネスシーンを想定しており、オンとオフのマルチシーンに堪えるものを提案してくれるのでありがたい。ストレッチなどの機能性素材も取り入れており、より幅広いシーンでの着こなしができそうだ。

ジャケットとパンツはそれぞれ別に購入することができ、いわゆる「ジャケパン」スタイルをオーダーすることも可能だが、屋号長の尾関修司氏は「ジャケパンスタイルはレベルが高く、オシャレに関心がある人のスタイル。同店のターゲットはファッションに合理性を求める人であって、石田純一のように素足に革靴を履ける人ではないんです」と話す。UNBUILT TAKEO KIKUCHIとしてはセットアップのスタイルを提案していくという。

オーダーは店舗で一度採寸すれば、2回目以降は自身のサイズデータをもとに客自身がオンラインで注文できる仕組みだ。購入の度に店舗へ足を運ぶ必要がないもの嬉しい。

オーダーセットアップの価格設定は3万9000円～7万9000円（税別）とレンジが広く、幅広いニーズに対応できそうだ。

同店は今後ファッションアイテムのレンタルを予定。先ずは2019年春夏のネクタイから始め、ニーズに応じて順次アイテムを拡大していくという。同店で商品を購入した人を対象に衣服保管サービスも実施するという。