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ハイセンスなスタイルに興味はあっても、いざモード系のファッションとなると二の足を踏んでしまう人も多いかもしれない。今回のコラボレーションなら、モードのセンスにアウトドアのテイストが絶妙にミックスされ、グッとハードルが下がったように感じるはずだ。アウトドアブームのいまだからこそ、キャンプ場でモードファッションデビューというのもおもしろい。もちろんタウンユースにも!
(STYLE編集部)
2018年春夏シーズンから展開をスタートした「ザ・ノース・フェイス×ハイク」。長年積み上げてきた「ザ・ノース・フェイス」のアウトドアスポーツウェアのデザインと技術に加え、「ハイク」のモードな感性を融合させたコレクションは各方面から注目を浴びている。今シーズンからはメンズラインも加わり、休日のタウンウエアのバリエーションを増やしてくれそうだ。
トップスのGTXマウンテントップは軽量性に優れたGORE‐TEX PACLITE(R)2.5層の生地を採用。サイドファスナーは開閉が可能で、かぶりのデザインがスポーティな印象。ファスナーの引手に拵えられた長いグログランテープは目を引く。
首元のテックネックゲイターは、素材:40D/80D Taslan Nylon HYVENT(R)‐D(2.5層)(表:ナイロン100%、裏:ポリウレタンコーティング)ハイベント(R)2.5層を採用しており、軽量でしなやかな風合が特徴。デザインはかぶりタイプでありながら、首元がドローコード仕様になっているので調節することができる。
トップスやアウターに加え、キャップ、アームカバー、ニットスニーカーなどの小物類も拡充し、ウィメンズ14型、メンズ12型を展開する予定だという。
Geodome 4 SE (The NORTH FACE×HYKE Special Edition)
また、同時期に「ザ・ノース・フェイス」のジオデシックドームテント「Geodome 4(ジオドーム)」の限定モデル「Geodome 4 SE (The NORTH FACE×HYKE Special Edition)」が2月13日(水)から限定店舗、限定数量で販売される(一部店舗にて2月6日(水)から先行販売)。
「Geodome 4」のフライシート(防水シート)を「ザ・ノース・フェイス×ハイク 2019春夏コレクション」のキーカラーである「TAN」色に仕上げている。素材はキャノピーに75Dリップストップポリエステル、フロアに150Dポリエステルオックス10,000mmPUコーティング、フライシートには75Dポリエステルタフタ1,500mmPUコーティングを使用。
「HYKE」は、HERITAGE ANS EVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)をコンセプトに2013年に立ち上がったブランド。構築的かつシンプルでモードなデザインに定評がある。
text:Mariko Ikeda