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ナイロンとスエードのコンビは波をモチーフにしたデザイン。ソールは分厚く、大地を踏みしめて歩くのに具合がいい。男の冒険心をくすぐってきた同ブランド初のスニーカーは、行動的な大人の足元にふさわしい躍動感のあるデザインが特徴。この一足で、週末、旅に出てみるのはどうだろう。
(STYLE編集部)
今回、ハンティング・ワールドから発売されたスニーカーは、良質なスエードが層を描いたデザインで、シンプルなコーディネートのスパイスになりそうな存在感がある。これから春夏に向けて展開予定だ。
本スニーカーは、ハンティング・ワールドの2019年春夏コレクションのテーマである「マリン」から着想を得た。アッパーに施された大胆な曲線は、スエードやカーフ、ナイロンなどをバランスよく組み合わせ、うねる波を表現しているという。
厚みのあるラバーソールや、パッド入りの足首部分やシュータンによりボリュームのあるシルエットを生み出している。カラーは、メンズ、ウィメンズともにホワイト、ブラック、グレー、オレンジの4色。
従来のブランドイメージを保ちながら、製品を刷新し続けているハンティング・ワールド。2018年の春夏コレクションより新しくクリエイティブディレクターとして相澤陽介氏を迎え、それまでとは趣の異なるプロダクトを次々とリリースし、注目を集めている。
これまで数々のブランドに関わり知見を深めてきた相澤氏は、プライベートでスポーツやキャンプなども幅広く楽しむ若手ディレクターだ。同ブランドに初めてスニーカーをもたらしたというのも頷ける。
text:Moca Kurio