睡眠時間は人生の3分の1を占める。となれば、残りの時間を充実させるためにも上質な寝具を選ぶのは理にかなっているといえよう。「シーリー」は、業界に先駆けて整形外科医との連携を図り、研究開発を進めてきた。その性能から世界の一流ホテルがこぞって採用している。先頃発表されたマットレスの新しいラインナップが、これまた技ありなのだ。その3つの新機能を見ていこう。

まずは新しく採用されたポスチャーペディックテクノロジー。マットレスにおいて大事なのは、寝心地とサポート力を両立させること。軟らかすぎて寝返りがうてないようではいけないし、あまりに高反発なのも体を圧迫してしまうのでいただけない。体の凹凸や重みをしっかりサポートし、自然な寝姿勢を保つことが安眠につながるからだ。マットレスの中心部分には全体重の50%以上の重さが集中するが、新シリーズに採用されたマットレスは、体重や体型を感知し、それぞれにあった硬さに変化するスプリングが搭載されているため、常に最適なサポート力を発揮するのだ。

体型や体の部位に合わせたサポート力を発揮する、ポスチャーペディックテクノロジー

マットレスは端にいくほど沈み込みがちだが、新製品ではマットレスの外辺部に通常のコイルとはサイズと強度が異なるコイルを使用し、沈み込みを防止する工夫がなされている。これによりベッドの端から端までのびのび使用でき、ゆったりと休めるのだ。これが2番目の新機能だ。

最後に、ベッドの角度調節機能に対応させた点だ。ベッドで本を読んだり音楽を聴いたりと、睡眠時以外にも体を休めつつリフレッシュできるとあれば、ぜひ試してみたくなる。

価格帯はシングルサイズ11万円~19万5000円(税別)。一般的なマットレスと比べれば高級品だが、質の良い睡眠が得られ、仕事のパフォーマンスが上がれば決して高い買い物ではないと思うのだが、さて、いかがだろうか。

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実際に編集部員が体験してみたところ、その真価に驚かされた。いくつか用意されているラインナップの中でも特に「ハイブリッド」シリーズは素晴らしい。ふんわりした寝心地と体を支える反発力を見事に両立させているのだ。マットレスの寿命は、大体10年といわれている。買い替えの際には、少々奮発しても高機能を重視したいものだ。

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text:Mio Amari