商談、接客、デートの前に～においを可視化する「においチェッカー」

タニタは7月1日、においチェッカー「ES-100」を発売する。センサーを体の気になる部位に当てるだけで、その部位のにおいの強さを測定し、数字で"見える化"するアイテムだ。価格はオープンプライスで、実売価格は1万2800円前後（税別）。

においチェッカーで測定できるのは、体臭や加齢臭、また強すぎる香水や芳香剤といったにおい。においの原因となる物質は数百種類あると言われており、においチェッカーでは半導体ガスセンサーを用いて、汗に含まれる成分を測定。独自アルゴリズムで各におい物質を推定し、においの強さをレベル表示する仕組み。

使い方は3ステップ。センサー部分を開くと自動的に電源が入り、首回りや頭、脇など、においが気になる部位にセンサーを近づけるだけで、約10秒で測定が終了する。においの強さはレベル0から10までの11段階で表示。レベル5を超えたらにおいケアが必要なデオドラントサインだという。

体臭を意識し始める、40～50代の男性がメインターゲット。商談や接客といったビジネスシーンに加え、デートなど人との距離が近くなる場面の前に、自分のにおいをセルフチェックできるという商品だ。ポケットサイズで重さも60gと軽量なので、持ち歩いて気になったらこまめに自分のにおいをチェックするようにしたい。