このホテル、ただ泊まるだけのホテルではない。ライフスタイルに合わせることができるホテルなのだ。多摩川沿いでサイクリングやランニングといった、リバーサイドアクティビティや気分転換のエクササイズをすることができる。また、仕事終了後に大浴場で多摩川を眺めながら入浴したり、さらにこれからの季節は、羽田空港の夜景を一望する「Captain's Grill & Bar」のテラスでオリジナルクラフトビールを飲んだり、とライフスタイルに合わせた滞在が楽しめる。

ホテル名にある「REI」は“Relax, Enjoy, Impressive”。これらのワードをコンセプトとし、最大限に表現するライフスタイルホテルでありたいと考えているのだ。施設には洒落たカンファレンスルームも完備され、12名までの会議をすることもできる。

Captain Grill & Bar
多摩川を望むテラスは最高に気持ちがいい場所。格別なクラフトビールが飲めそうだ
US産ビーフグリルのオニオン添え ストリップロイン300g/4,000円 リブロース300g/5,000円 フィレ200g/5,000円(すべて税・サ込み)

もちろん食も多忙なビジネスマンを満足させてくれるラインナップ。モーニングブッフェの彩りのよさや、Captain's Grill & Barはシーズナルフードとクラフトビールが楽しめる。シーフードはもちろんだが、さらに充実しているのが、ビーフグリル。ボリューミーでジューシーなストリップロイン、リブロース、フィレと好きな部位をセレクトして明日の活力として味わいたい。

ホテルには、ビジネスホテルからラグジュアリーホテルまで、用途に合わせた様々なホテルがある。だが、そのなかで「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は、ホテルは世界初の技術を採用している。それは、「使用済みプラスチック由来低炭酸水素」を活用していること。つまり、川崎市周辺で回収した使用済みプラスチック原料を低炭素水素に変換し、純水素燃料電池にしてホテル全体の約3割の電気や熱を賄っているのである。この電気のリサイクル方法はこれまでのホテルにはない、かなり画期的なプランなのだ。

これからのホテルは、ただ設備がいい、ラグジュアリーであるだけでは宿泊する説得力に欠けるのかもしれない。企業がどれだけ環境に配慮をし、共存していくという努力の意思が見えてこそ、ビジネスエリートの気持ちをつかむことができるのではないだろうか。

editor's comment
2020年には羽田連絡道路が目の前に開通予定。仕事の宿にするも良し、オフタイムを充実させるために宿泊するも良し。ただ泊まるだけでなく、ライフスタイルに合わせた利用の仕方ができるのがこのホテルの最大の魅力だ。

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川崎キングスカイフロント東急REIホテル

ダブルルーム 1万4000円~(税別)
ツインルーム 1万8000円~(税別)


text:Mariko Ikeda