数年前からブームの「グランピング」は、グラマラス(glamorous)×キャンピング(camping)を組み合わせた造語。テントの設営やキャンプ道具の準備などをしなくても、キャンプのように自然の中に滞在でき、しかもホテルに滞在しているかのような体験ができる滞在型旅行として注目されている。その源流はヨーロッパ貴族の文化である狩猟とも言われ、富裕層向けの旅行のひとつのスタイルなのだ。

そんなグランピングを全国で仕掛ける集団・Circus Outdoorが、初の常設フィールド「Circus Outdoor TOKYO」(サーカスアウトドア東京)を東京・奥多摩にオープンした。コンセプトは、「東京にある秘密の森に、世界一美しいアウトドアフィールドを」。

「何もしないことをする」を基準にフィールドが設計されており、最小限の手荷物を準備するだけで、アウトドアの醍醐味を味わえる。客室は5つのテントで、それぞれサーカス団にまつわるストーリーに沿って内装がデザインされている。

▲森の夜を美しく照らし出す照明が幻想的だ
▲美しい風景を見ながら朝食をいただける
▲客室は5タイプ。客室の個性によってしつらえが異なる
▲各種アメニティグッズも一流品を揃える

丸みを帯びたテントは自然と調和しながらも、サーカス団という非日常的な空間設定によって、どこか異世界に迷い込んだような魅惑的な雰囲気が楽しめる。テントは1~4人宿泊でき、宿泊料は1人あたり1泊3万5000~15万円となっている。

客室であるテント内の快適なベッドやこだわりぬいた家具、腕利きのシェフが腕を振るったおいしい食事などが楽しめるのが特長。他のグランピング施設とはひと味違うグランピングをぜひ体験していただきたい。

editor's comment
普段忙しい時間を過ごすエグゼクティブほど、自然の中でデトックスする時間は大切なもの。しかし道具を揃えて、テントを立てて……という通常のキャンプでは逆に疲れてしまう、という人にはグランピングを薦めたい。Circus Outdoor TOKYOなら、面倒なことはすべてスタッフにお任せで、あえて何もしない時間を過ごすアウトドア体験を楽しめる。

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Circus Outdoor TOKYO

text:Seiko.E
photo:Circus Outdoor TOKYO(画像の無断転用はご遠慮ください)