ルイ・ヴィトンが、ユニセフ(国際連合児童基金)とパートナーシップを組んで3年目を迎えた。緊急支援を必要としている子どもたちに手を差し伸べる証として誕生した「シルバー・ロックイット」のブレスレットに、今年はイエロー・オレンジ・ピンクの「シルバー・ロックイット フルオ」が登場。昨年発売されたブルー・ブラックに、新たなネオンカラー3色が加わり、全5色のカラーコードブレスレットとして展開する。
ルイ・ヴィトンはこれまで、シリア危機に見舞われた子どもたちやその家族をはじめ、緊急の助けを必要とする人たちの命を守る人道支援のため、シルバー・ロックイットの売上から500万ドル以上の資金を集める手助けをしてきた。2017年には、シリアの150万人の子どもたちとその家族へ飲料水の供給が行われた。
今回「シルバー・ロックイット フルオ」を購入すると、その中から100ドルがシリアおよび周辺国の1100万人以上の子どもたちを支援するユニセフの活動資金のために自動的に寄付される。この支援の中には、安全な水、衛生施設やサービスの供給、医療や必要な栄養の提供、冬期間の洋服やブランケットの配布なども含まれるということだ。
シルバー・ロックイットは、1890年にジョルジュ・ヴィトンがお客様の大切な持ち物を保護するために発明したタンブラー錠前からインスピレーションを得たデザインで、子どもたちを保護する象徴となっている。また、ユニセフとパートナーシップを結んで以来ずっと賛同しているという約束の証として、「指切りのポーズを撮影し、ハッシュタグ ♯MAKEAPROMISEを入れてSNSに投稿する」ことにより支援の輪を広げるというキャンペーンも行っている。
シリアだけでなく、世界の各地で子どもたちが今も危機にさらされている。人命を助ける活動に賛同すべく、このブレスレットを身に付けて、SNSに画像を投稿してみてはどうだろうか。
editor's comment
“自分にも何かできることはないだろうか?”そんな思いがあっても、一歩踏み出すのはなかなかハードルが高いが、このブレスレットであれば購入するだけで寄付ができるのでありがたい。すっきりしておしゃれなデザインは、ルイ・ヴィトンならでは。夏のファッションのアクセントにもぴったりだ。
text:a.shinohara