2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に中部地方や北海道など、日本の広い地域を襲った記録的豪雨。山口県岩国市にある旭酒造でも、前の川があふれ、酒蔵の1階が70cmほど浸水したほか、送電線が破断して3日間の停電が発生した。

停電の影響により、発酵中だった150本の発酵タンク(合計で50万リットル強、4合瓶換算で70万本相当)の温度がコントロールできなくなった。ここで醸していた日本酒は、旭酒造いわく「充分に美味しい、ただ、私たちの思う獺祭としての品質基準には届かず、通常の獺祭としては世に出せない」という。

「獺祭 島耕作」純米大吟醸

旭酒造ではこの酒に、同じく山口県岩国市出身の漫画家・弘兼憲史氏が描いた「島耕作」のラベルを張り、「獺祭 島耕作」として8月10日に発売する。720ml(4合瓶)で1200円、このうち200円を西日本豪雨被災地へ義援金として寄付する予定だ。

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西日本豪雨に加え、さらに7月末の台風。西日本の豪雨被害を心配する気持ちがあるが、関東にいては何もできない、という人も多かったのでは。お酒を飲んで被災地を想う、こんな日本酒を買ってみるのも一つの支援の形と言えそうだ。

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