「LIXIL Digital Studio GINZA」のフロアは、VR・ARが体験できるエリアと、商品展示の2つのエリアで構成されている。
VR体験は、ヘッドマウントディスプレイを装着して行う。最新のキッチンやバスルームのある空間が360度広がり、商品が設置された空間をよりリアルにイメージすることができる。ヘッドマウントディスプレイで見られる空間は、その後パソコン画面上でも確認できる。
AR体験は、タブレット端末のカメラ越しに目の前の空間を見ると、トイレや室内ドアなどのLIXIL商品を重ねて表示できるというもの。商品展示の空間にARでLIXIL商品を出現させて、異なるデザインやカラーバリエーションの設置イメージをシミュレーションすることができるのだ。
「LIXIL Digital Studio GINZA」では、トイレ、洗面化粧台、キッチン、室内ドアの4種類のAR体験が可能。今後は、体験できる商品を追加するとともに、よりリフォーム後のイメージができるよう、自宅でもAR体験ができるようにする予定だ。
さらに、商品展示では、最新のトイレ、洗面化粧台、バスルームなどLIXILおすすめの商品とGROHE商品を展示。バーチャルの商品イメージだけでなく、実物の商品を見ながら提案してもらうことができるほか、リフォームの相談を希望する場合は、LIXILのリフォームコンシェルジュを紹介してもらえる。まるでその空間にいるような体験から、理想の住まいを追求してみてはいかがだろうか。
editor's comment
デザインやカラーをどんなに頭に描いても、全体としてどうなるのか、イメージできない……というのはよくある話。新築やリフォームを検討しているときに、施工後の映像を実際目で見て確かめられるのは、住まいといった大きな買い物の後押しになりそうだ。「LIXIL Digital Studio GINZA」では海外、国内の建築や住まいに関する書籍も自由に読めるので、イメージを膨らませるためにも気軽に訪れてみてはいかがだろうか。
text:Rina Araki