ハイエンドシリーズとして開発された「オデッセイ トゥーロン パター」。その魅力は高品質な素材にスマートなデザイン、そして先進的なテクノロジーにあり、しっかりした感覚を求めるプレイヤーに適している。ヘッドタイプもブレードからネオマレットまで6機種と多彩。同じクオリティの中から好みのヘッドタイプを選ぶことが可能だ。
注目すべきは、303ステンレススチール削り出しのノンインサートヘッド。削り出すことで金属系の打球感と高めの打球音を生み出し、ボールスピードも速めにアップグレードした。さらにこれまで一部に施されていた、ダイヤモンドパターン(ひし形)の溝を深く付け、その内部にもさらに小さな溝を付けた「ディープ・ダイヤモンドミル・フェース」を全面に採用することにより、順回転が与えられることでボールの転がりも向上された。
もう一つ目を引くのは、高級感のあるチャコールパールPVD仕上げだ。これまでのトゥーロン・デザインパターと異なり、フェースの背面にオデッセイのロゴマーク、ヒール部分他にはオデッセイのスウォール(渦巻き)マークも施されている。
また、ツアープロだけが手にすることができるモデルを製品化した「ODYSSEY TOULON SFO プロト」も12月14日に発売される。SFO プロトは石川遼プロの感性にインスパイアされたモデルで特別仕様となっている。フェースにはダイヤモンドミル・フェースの溝がなく、ソールプレートやメダリオンも採用されていない。繊細かつ丁寧に削り出した303ステンレススチールをそのままの打つ感覚がダイレクトに手に伝わってくるという本格派。微差をコントロールしたい人にはたまらない逸品だ。ソールにある“TOULON GARAGE”のロゴと“SFO PROTO”の刻印も、ゴルフ好きの心をつかむことだろう。
editor's comment
「一年頑張った自分へのご褒美はゴルフグッズ」というビジネスマンは少なくない。飛距離アップも良いが、細かいグリーンワークのレベルが上がれば、スコアアップは確実なものになる。自分へ、こんなプレゼントを買ってみるのはどうだろう。
text:Mariko Ikeda