沖縄屈指の高い透明度の海を誇る伊良部島。以前は宮古島からフェリーでしか入ることができず、知る人ぞ知る島だった。だが、2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」が開通したことによりこの島へのアクセスが格段に容易になり、今や人気の旅先としてクローズアップされている。まだまだ多く残る手付かずの自然、「伊良部ブルー」と呼ばれるターコイズブルーの海、抜けるように澄み切った高い空、それらがダイレクトに五感に迫り、日常では得られない感覚を呼び覚ますだろう。

ホテル名のイラフとは古語で「美しく鮮やかな色に彩られた」という意味

2018年12月19日に、この島初となる外資系ホテル「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」が誕生。同ホテルは、森トラスト株式会社が立ち上げた新しいホテルブランド「翠 SUI」と「マリオット・インターナショナル」の最上級ブランド「ラグジュアリーコレクション」とのダブルブランドでの開業となる。双方の魅力を融合し昇華させたこのホテルは、今大きな注目を浴びている。

アッパーオーシャンビュールーム(イメージ)

「翠 SUI」とは、「混じり気のない美しい羽」を意味し、日本各地の美しい自然や文化を鮮やかに染め上げ、世界へと羽ばたくことをブランドビジョンとして掲げている。

一方、マリオット・インターナショナルのラグジュアリーコレクションは、最高級の施設やサービスのみならず、世界遺産や世界有数の絶景に隣接するなどロケーションにおいて贅沢な土地を厳選していることも特徴とし、すでに世界で最上級ホテルブランドとして認知されている。

ガーデンジュニアスイート with プール(イメージ)

「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」は、サンゴ礁のビーチに面した海岸に立地している。その眼前には言葉では表現しきれない、ダイナミックで美しい景色が広がっている。窓の向こう側に広がる鮮やかな海と部屋にいながらにして一体になれるよう、客室は砂浜をイメージして白で統一。広い屋外バルコニーやガーデンを設け、スイートルームにはプライベートプールやジェットバスを設置するなど、贅沢な滞在のための趣向が凝らされている。また、島特産の珍しい食材や海産物を活かしたこの土地ならではのグルメも数多くあり、滞在中の楽しみのひとつとなるだろう。

刻々と表情を変える海。夕景の素晴らしさは格別だ(イメージ)

自然を全身で感じながら、心の底からリラックスできる極上リゾート。ストレスに満ちた日常を忘れたいならば、訪れる価値は十分にある。心も体も幸福で満たされる、貴重でレアな体験を味わってみてはいかがだろう。

editor's comment
森トラストが初めて日本に「ラグジュアリーコレクション」を誘致し、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」を開業したのは2015年。当時、古都の魅力を存分に表現したこのホテルは大きな話題となった。そのコンセプトをさらに高めたホテルが、伊良部島に誕生。こちらも大きな注目が集まること必至だ。

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イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
アッパーオーシャンビュールーム 5万円(税サ別)~/1名1泊(2名1室利用時)

text:Kyo Kuon