2つのメーカーをつなげたクラフトマンシップ

1801年にその歴史の起源をもつスコッチウィスキーのリーディングブランド「シーバスリーガル」と1893年の創業以来、品質へのこだわりを貫いてきた日本酒老舗「満寿泉」。両者のクラフトマンシップが共鳴し、商品として形になったものが「リンク8888」だ。

銘酒「満寿泉」を展開する桝田酒造店

その際に仲介役を果たしたのが、元サッカー日本代表で現在は日本の食文化やものづくりを海外に発信している中田英寿氏だ。満寿泉を造る桝田酒造店の五代目、桝田隆一郎社長は中田氏からの「ウィスキー樽に興味ある?」というオファーを快諾したという。

満寿泉の熟成に用いる樽は「シーバスリーガル」を12年以上熟成したアメリカンオーク樽であり、スコットランドから日本へ送られたもの。シーバスリーガルの長い歴史において、日本酒とのコラボレーションは初の試みだという。

シーバスの“ブレンディングの妙”を日本酒で体現

「シーバスリーガル」を造るストラスアイラ蒸留所

同商品を作るにあたってシーバスリーガルのDNAである“アート・オブ・ブレンディング(ブレンディングの妙)”を日本酒に取り入れることに注力したという。酒米である山田穂や山田錦、黒米(玄米)などを用いた数種類の原酒を樽熟成させ、それらをブレンドした。

「リンク8888」は、希少な山田穂を使った純米大吟醸が全体の7割を占めており、さらにワイン酵母使用の原酒や黒米(玄米)原酒を加えることで、ハーブを思わせる香りと蜂蜜のような甘さ、ミルキーな風味が生まれる。そこに加わるスコッチウィスキーの微かなアロマの風味が特徴的だ。

株式会社桝田酒造店 代表取締役社長 桝田隆一郎氏

桝田酒造店の桝田隆一郎社長は「ウィスキー樽で熟成するときに、その香りに負けない日本酒を作らなければいけなかった」と開発の苦労を語った。

▼期間限定で「リンク8888」を試飲できるイベント

「リンク8888」をバイ・ザ・グラスで楽しめる期間限定のイベントが開催される。
・料金:1杯1000円(税込)
・期間:2018年12月19日~2019年1月9日(年末年始定休)
・場所:Mercedes me Tokyo UPSTAIRS
特設WEBサイト

お問い合わせ先

お問い合わせ先

株式会社桝田酒造店
富山県富山市東岩瀬町269番地
TEL:076-437-9916

【商品情報】
希望小売価格:6500円(税別)
容量:720ml
アルコール度数:16度
販売数量:限定50本


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