オフィスをはじめ飲食店でも禁煙の店舗が多くなり、喫煙できる場がいよいよプライベートなスペースへと限られつつある。仕事から帰宅後、自宅での一服くらい自由に楽しみたい、と考える喫煙者は多いだろう。
だが、自宅なら自由にたばこを吸える、という認識は改めたほうが良さそうだ。非喫煙者が最も気にするのが、たばこのにおいである。調査会社のネオマーケティングが非喫煙者を対象に行ったアンケート結果によれば、換気扇の下でたばこを吸った場合でも「においが気になる」と回答した人はおよそ6割に上った。
また、室内でたばこを吸った場合は、においの付着や壁紙の黄ばみというデメリットもある。それらを避けるために、自宅のベランダで喫煙する、いわゆるホタル族の喫煙者も少なくないだろう。だが昨今は、ベランダでの喫煙を禁止する集合住宅も多く、また仮に喫煙可能な場合でも、周辺住民に不快感を与えていることが多い。ベランダは喫煙可能な場所という認識はもはや過去のものと考えたほうがいい。
では、自宅で心おきなくたばこを吸うためにはどうすればいいか。最も手っ取り早いのが、たばこを変えてみることである。
現在のたばこ製品を大まかに分類すると、火を付けて吸う従来の紙巻きたばこと、たばこ葉を熱で温める加熱式たばこがあり、加熱式たばこは温める温度の違いで高温加熱型と低温加熱型に分けられる。
簡潔に言えば、たばこのにおいは紙巻きが最も強く、高温加熱型、低温加熱型の順で弱くなる。低温加熱型の場合、近くで吸われてもほとんどにおいを感じないほどだ。また、煙が出るのは紙巻きのみで、加熱式たばこは基本的に煙が出ない。白く見えるのは蒸気であるため、壁紙が黄ばむこともほぼないとされている。
自宅で周囲を気にせず楽しみたい、ということであれば、これを機に低温加熱型の加熱式たばこを試してみるのもいいだろう。現在、いくつかの製品が市場に出ているが、JTの「プルーム・テック・プラス」がその代表的製品だ。
実際に「プルーム・テック・プラス」を使用してみると、ほとんど無臭と言っていいくらいにおわない。また、火を使わない点も安心感がある。「人・住宅・周囲」のことを考えれば、自宅で喫煙するのにうってつけの製品である。
たとえば、場所によって低温加熱式と高温加熱式、あるいは低温加熱式と紙巻きたばこを使い分けるのもいいだろう。社会の変化に応じて自分を変えていくのも、ビジネスパーソンのスキルの一つ。そう考えて行動に移すいい機会ではないだろうか。
問い合わせ情報
日本たばこ産業
Ploom専用カスタマーサービス
TEL:0120‐108‐513
text:d・e・w