これからの季節にうってつけの清涼感。加熱式たばこの新しい楽しみ方はクラフトジンとのペアリング

今回、JTのプルーム・エックスがコラボしたのは、北海道初のクラフトジンの蒸留所である「紅櫻蒸溜所」。創業は2018年と、老舗が並み居る蒸留酒業界では若い会社だが、創業の同年に、キャセイパシフィック香港インターナショナルワイン＆スピリッツコンペティション2018のジン部門で金賞を獲得するなど、世界的に注目される気鋭の蒸留所だ。

ユニークなのはその原材料にある。ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカといったクラフトジンによく使われる原材料に加え、北海道産の素材をふんだんに取り入れている点が面白い。日高昆布や切り干し大根、干ししいたけといった、ジンとはなじみが薄いような素材を使用し、独特の旨味や香りを引き出している。世界的に見ても類がないジンを作れるのは、この原材料によるところが大きい。

JTのプルーム・エックスは、燃焼による煙やにおいが出ず、それでいて吸いごたえの満足感も向上させた次世代型の加熱式たばこ。“たばこの愉しみを追求する”というコンセプトのもと、従来の発想に縛られず垣根を超えた取り組みを行っている。このクラフトジンとのペアリングはその一環になる。

今回、紅櫻蒸溜所はプルーム・エックスの2つのたばこ葉、「メビウス・リッチ」と「メビウス・メンソール・コールド」の味わいにマッチする2種類のジンを開発した。同蒸留所代表の林英邦さんによれば、「メビウスの香りを引き立たせるため、あえて日高昆布や切り干し大根を使わずに開発に当たった」という。また「自分だけのジンを楽しんでほしい」との思いから、紅櫻蒸溜所が厳選したボタニカルを自由に漬け込むことができる構成となっている。

まず、メビウス・リッチに合わせるジンとして開発したのが「＃0715 Smoky Rich Base」。深みのあるたばこ葉に調和させるため、紅櫻蒸溜所のクラフトジン9148に、通常はウイスキーに行うウッドチップの香り付けを施してスモーキーに。アルコール度数も55度という辛口高アルコールのジンに仕上げた。ここに、鮮やかな色を生むバタフライピー、辛味づけをする唐辛子やピンクペッパー、爽やかさを添えるカルダモン、甘みと苦みを持つ八角などを自由に漬け込むことができる。

もう一つのメビウス・メンソール・コールド向けに開発したのは「＃0616 Mint Cold Base」。たばこ葉のキレのある氷冷メンソールに合わせるため、紅櫻蒸溜所のクラフトジン9148をベースに、ペパーミント、ジュニパーベリー、レモングラス、カカオニブなどを加えて、柔らかな冷涼感を特徴とするジンが完成した。こちらは、クールな見た目を演出する銀粉、酸味や甘味を加えるアプリコットやオレンジ、甘みと舌触りを変化させる氷砂糖、香りを添えるレモングラスやシナモンなどを漬け込んで、見た目や味わいをカスタマイズすることができる。

このプルーム・エックスとクラフトジンとのペアリングを試してみたい方は、まずは下記のPloom Shopへ。2022年6月30日までの期間限定、Ploomデバイスを所有する「Club JT」および「Ploom X Club」会員限定、在庫がなくなり次第終了という条件付きになるが、紅櫻蒸溜所がお薦めするボタニカルを漬け込んだオリジナルジンのメニューを無料で味わうことができる。

また、プルーム・エックスの会員向けウェブサービス「Ploom X Club」では、ジンとボタニカルをセットにしたクラフトジンキットが当たるキャンペーンを実施（応募期限：2022年8月4日）。ホームパーティーで思い思いの味を楽しむもよし、あるいはキャンプなど自然に包まれながらジン特有の清涼感を楽しんでもよし。運よく入手できればリラックスタイムの楽しみが一つ増えそうだ。