におい、汗染み。先端技術で汗の悩みに立ち向かう
この季節、特に気になるのは汗問題。着替えもままならない出先で、取引先に悪印象を与えかねない汗臭や汗染みは避けたいところだ。マッキントッシュ フィロソフィーの新作が問題を解決してくれるだろう。
マッキントッシュ フィロソフィーは英国の老舗ブランド、マッキントッシュのセカンドライン。ブランドの1つの柱となっているのが、英国伝統のたたずまいに現代のビジネスシーンに必要な機能を盛り込んだ「TROTTER」シリーズである。同シリーズでは昨年、東レグループの先端技術を生かした製品を展開するプロジェクト「MOONRAKERS」とのコラボレーション商品、「TROTTER with MOONRAKERS」が発売され好評を博した。今年は既存のジャケット、ポロシャツ、Tシャツに加えて新たにイージーパンツが登場。ジャケットとのセットアップは出張にうってつけだ。
特に注目したいのが、汗をかくことで生じる不快感へのさまざまなアプローチだ。本プロジェクトで開発された機能素材「MOON-TECH®」は、特殊な編み方により汗のべたつきを抑え、吸水速乾で肌面に汗を残さず汗冷えも軽減する。光の吸収と反射の特性で汗染みを目立たせない。さらに高レベルの消臭機能を有し、汗臭さを大幅に抑えてくれる。
ほかにも防シワ、UVカット、透け防止と、おおよそ夏の衣服に求められる機能がほとんど備わっている。さらりとした生地で肌触りもよく、ストレッチが利いて着心地も快適。ウォッシャブルで洗濯後もシワになりづらい。手で形を整えればきれいな見た目をキープするので、宿泊先で一晩吊るしておけば翌日も快適に過ごせるだろう。
名品の防水仕様がブランドのヒット商品に!
突然の豪雨でお気に入りの革靴がびしょ濡れになった経験はないだろうか。足元に気持ち悪さを抱えたままで客先へ向かわなければならず、水濡れした革が劣化してしまうなんてこともある。そんな悩める雨天時のビジネスパーソンを救うのが、三陽山長の「防水 友二郎」だ。見た目は端正なレザーのストレートチップ、その実は防水性の高いPVC(塩化ビニル樹脂)素材を用いたレインシューズである。
ブランドのベストセラーである「友二郎」は、ストレートチップのレザーシューズ。防水 友二郎はこの友二郎を精巧に型取りし、防水性の高いPVC素材でグッドイヤーウェルト製法のディテールをリアルに再現している。アッパーとソールを袋型に一体成型する継ぎ目のない構造が採用されており、悪天候時に長時間歩いても雨水が染み込むことはない。
本物と見まがうステッチのあしらいやレザーを模したアッパーの表情で、そのたたずまいはオリジナルに引けをとらない……とまでは言い過ぎかもしれないが、この靴なら雨天時も雨が上がった後も間違いなく上質なスーツスタイルを保つことができる。これで出先での突然の雨でも安心だろう。
スマホよりも、バナナ1本よりも軽い
突然の雨も多いこの時期、鞄の隅にすっと収まる小型軽量の折りたたみ傘は出張の必須アイテムだ。また、最近は男性の日傘利用者も増えてきている。意外と知られていないが、紫外線を浴びることは疲労につながるのだ。特に日中の外歩きが多いビジネスパーソンこそ積極的に日傘を活用して、日焼けによる余計な疲れを避けるべきだろう。
その観点から紹介したいのが、晴雨兼用の超軽量折りたたみ傘「HEATBLOCK pentagon」だ。特筆すべきは約124gという重量で、これは一般的な折りたたみ傘(250~300g)の半分以下。スマートフォンやバナナ1本(150g)より軽いのだ。
この軽さは、ストッキングに使われる糸の太さと同等の、10デニールの極細の糸で生地を織り上げることで実現したものだ(注:ヒートブロックはこの生地に遮光フィルムを貼り合わせた2層構造)。ちなみに一般的な傘生地の糸の太さは75デニールほど。生地が薄く軽くなることで軽量なカーボンファイバー製のフレームが使用可能となり、さらに軽く仕上がっている。
日傘としても優秀だ。遮光率100%、UVカット100%に加え、遮熱率は42~50%(色によって異なる)。一般的には遮熱率35%以上で遮熱効果があるとされるため、暑さもしっかり遮ることが分かる。軽くて、急な雨風にも対応し、日差しも遮る。日常生活はもちろんのこと、やはり夏の出張時の心強い味方となるだろう。
普段より自由が利かない出張時だからこそ、しっかりとした準備が重要となる。便利なアイテムで、暑さや雨に負けることのない充実のビジネストリップを実現したい。
photograph:SANYO SHOKAI、AMVEL
edit & text:d・e・w