その日の気分によってパーソナライズさせる車内空間
ドライバーと会話する車とともに悪と戦う海外ドラマが放映されていたのは、40年ほども前のことだ。夢のような話だと思っていたあの未来が、ようやく眼の前までやってきた。The New MINI Cooperに搭載される「MINIインテリジェント・パーソナル・アシスタント」の話だ。
「Hey MINI!」の呼びかけ(またはステアリング・ホイールのトークボタン)で音声アシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、空調管理などドライバーの要望をサポートしてくれる。「目的地の天気は?」などの情報検索やちょっとしたおしゃべり、ジョークを披露してもらうことも可能だ。ノンストレスで細かな操作を実行してくれるアシスタントは、気を許せる相棒のような存在で頼もしい。軽快な言葉のやり取りをしながら目的地までの道中を楽しむ。それはまさにリアルタイムでの車とのコミュニケーションだ。
一新されたインテリアも、大胆な進化を遂げた。まず目を引くのがステアリングホイール横の円形有機ELセンター・ディスプレイだろう。コントロールパネルの機能がここに集約されることで、インテリアは一気に近未来的な雰囲気となった。その印象は、まさにSF作品に登場するコックピット。シートに腰を下ろす。ステアリングホイールを握る。フロントガラス越しの世界を見る。それだけで新たな走行体験を予感させるような、気持ちが高揚する空間だ。
さらに全車標準装備の「MINIエクスペリエンス・モード」により、インテリアの雰囲気はカスタマイズが可能。ダッシュボード上に投影される7パターンの光のグラフィック、流れる音楽のカバーアートに合わせたライトエフェクト(※1)、円形ディスプレイ背景への好みの画像設定(※2)などで、よりパーソナライズされたインテリアとなる。車内というプライベートな空間を、自分好みに染める。「個性」というキーワードを軸にMINIを選ぶドライバーにとって、表現の幅が楽しめる嬉しい進化ではないだろうか。
※1ビビッド・モード設定時
※2パーソナル・モード設定時
モード変更で魅せる新たな一面
The New MINI Cooperは、走行性能についても3つのモードが用意されている。機敏なアクセスレスポンスとステアリング特性によりモータースポーツのような走行ができる「ゴーカート・モード」、燃料を長時間持続させ超高効率ドライブを可能にするサステナブルな「グリーン・モード」、そして快適な運転を楽しめる「コア・モード」。どのモードでも、飛躍的に進化した安全装備がドライバーをバックアップ。安全性能と走りの楽しさがトレードオフの関係とならないのは、代々積み重ねてきたMINIの歴史の賜物だろう。
インテリアの雰囲気と走りの感覚を自由にカスタマイズすることで、車への印象も大きく変わる。「シーンに合わせて使い分ける」という実用一辺倒のモード変更よりも一歩進んだ、気分に合わせて車を乗り換えるような感覚を覚えるはずだ。
車に求められるのは、ただ最新技術を詰め込むことではない。テクノロジーの見本市のように技術を搭載すれば、車はただのデジタル機器になってしまうだろう。走る楽しさ、運転する喜び、唯一無二の個性、そこに加わる先端技術による安全性と快適性。その匙加減が抜群であるというのが、The New MINI Cooperの印象だ。
街を走る、高速道路を走る、峠を走る。エンジンスイッチを入れれば、自分がThe New MINI Cooper という相棒を操るさまざまなイメージが浮かぶ。それはこの車が、かつてない豊かなモビリティライフを届けてくれることの証なのだろう。
The New MINI Cooperが「2024‐2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベスト・カーに選出
2023年11月1日から2024年10月31日までに発表または発売された多くの国産車、輸入車が選考対象となる「2024‐2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」で、The New MINI Cooperが上位10モデルとなる10ベスト・カーの栄光に輝いた。MINIとしての10ベスト・カー選出は11年ぶり。
The New MINI Cooper
メーカー希望小売価格(税込 ※標準装備の場合)
The New MINI Cooper 3 DOOR:「C」396万円、「S」465万円
The New MINI Cooper 5 DOOR:「C」408万円、「S」477万円
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