多彩なラインアップ、行き届いたフロントサービス

東京随一の繁華街・新宿からJR中央線でおよそ4分。中野駅の南口に降り立つと左手に2つの高層ビルがそびえ立つ。手前が「住友不動産中野駅前ビル」、その奥に並び立つのが「中野ステーションレジデンス」だ。

「住友不動産中野駅前ビル」と「中野ステーションレジデンス」
右手奥の格子状の外観が「中野ステーションレジデンス」。左手前のエスカレーターを上がり、ペデストリアンデッキを進むと2Fのエントランスに至る

この中野ステーションレジデンスは、分譲ではなく賃貸マンションとして提供されており、いくつかの特徴を備えている。まずは住戸の種類が多彩である点だ。1Kから4LDKまでの間取りがそろい、同じ間取りでも面積が異なる複数のプランや、分譲ではあまり見かけない200平米超の大型住戸を備えているため、世帯構成や暮らし方、ライフステージに応じて選択できる。

中野ステーションレジデンスの間取りごとの面積(契約済みのものも含む)
1K=約26~45平米
1LDK=約48~76平米
2LDK=約72~116平米
3LDK・4LDK=約139~211平米

さらに、サービスや設備が隅々まで行き届いていることも大きな特徴だ。

コンシェルジュによるフロントサービス(8:00~21:00)に加え、設備係員が24時間常駐しているため設備トラブルが発生した場合も迅速に対応。また、冷凍・冷蔵宅配物の一時預かりにも対応する。21階以上の各フロアには専用の宅配ボックスが設置されており、荷物の受け取りがスムーズだ。

全住戸にはディスポーザー付きのキッチンシンクが完備されており、ごみは各フロアに設けられたごみ置き場に運ぶだけで処理できる。また、フロントではタクシーの手配やクリーニングの受け渡しといったサービスが提供され、入居者が快適に暮らせるよう工夫が施されている。

決め手はアクセス、セキュリティー、駐車場

ところで、高級賃貸マンションに暮らすメリットとしては、経営者などの場合、賃料を会社経費として計上できること、将来的な転居が容易であること、さらに、価値観やライフスタイルが近い入居者が集まりやすいことが挙げられる。

特に入居者の属性については分譲マンションと大きく異なる。分譲の場合、初回販売時には不動産会社の審査が入るものの、購入者が手放す際には誰に売却するかは自由であり、不動産会社は介入しない。購入者が賃貸に出す場合も不動産会社が介入することはないため、居住環境の劣化を招くケースもある。一方、不動産会社が1棟丸ごと賃貸として提供するマンションでは、入居時に必ず不動産会社の審査が入るため、結果的に同じような価値観やライフスタイルを持つ人々が集まりやすいという訳だ。

これらを踏まえた上で、中野ステーションレジデンスが好評を得ている理由を探ると、大きく3つのポイントがある。

まずは、ビジネス街へのアクセスの良さである。中野駅はJR中央線・総武線のほかに、東京メトロ東西線も利用可能。15~20分ほど乗れば、飯田橋、九段下、竹橋、大手町、日本橋といった街にアクセスできる。しかも中野駅が起終点のため、往路は座れることが多く、帰路は乗り過ごしの心配が不要といったメリットもある。

2つ目は、セキュリティーの徹底ぶりである。中野駅から建物までペデストリアンデッキで直結という安心感もさることながら、建物のエントランスから自宅の扉までのセキュリティーの厳重さ(下記参照)には目を見張るものがある。多くのマンションを手掛ける住友不動産でも最高水準を誇るという。

1. マンションのエントランスの扉
2. フロントのコンシェルジュの目(8:00~21:00)
3. エレベーターホールの扉
4. エレベーターの停止階ボタン(キー所有者のみ、1・2階と居住階のみプッシュ可能)
5. 自宅の扉

エントランス
建物の入口をくぐったエントランス部分は開放的で高級感に富む。右手奥を右に入った部分がエレベーターホール。撮影時は席を外してもらったが、通常であれば8:00~21:00の間は正面のフロントでコンシェルジュが待ち受ける

そして最後の一つが、駐車場である。賃貸マンションの場合、借り受けられる駐車場は1戸当たり1台か、多くても2台というところがほとんどだ。だが、この中野ステーションレジデンスは3LDKまたは4LDKを契約した場合、隣接する住友不動産中野駅前ビルの駐車場も利用することで、1戸当たり最大3台まで駐車場を借りることができる。自宅の近くに、しかも信頼できるビルの中に車を置ける安心感は大きい。

立地が良く、プランが豊富で、さらにセキュリティーも万全とくれば、使い方の幅も広い。家族のセカンドハウスやゲストを招くパーティールームとして、子どもの独立用住居に、あるいは地方在住者であればホテル代わりに借りておくのもいい。近年高騰を続けるホテル料金や、宿泊予約の手間を考慮すれば、それも合理的な選択肢といえるだろう。

問い合わせ情報

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住友不動産「中野ステーションレジデンス」

photograph:Hisai Kobayashi
edit & text:d・e・w