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ポータブルスピーカーといえば、バッグに入れて運べるほど小さくて軽いものが多い。しかし、今回紹介するフェンダーの「INDIO」は大きくて重い。バッグに入れて持ち運ぶのは難しそうだ。しかし、重厚感や趣味性のあるデザインはインテリアのアクセントとなり、重さがある木製ボディは音のブレを抑え、クリアな音質につながっている。従来の軽くて小さいポータブルスピーカーに物足りなさを感じている人に薦めたいオーディオだ。【TO BUY】

「INDIO(インディオ)」はバッテリーを内蔵したポータブル仕様で、片手で運べる重さなのでさまざまな場所でパワフルなサウンドを楽しむことができる。

BLACK(左)とBLONDE(右)の2色展開

デザインはフェンダーの歴史を彩った定番ギターアンプを模しており、フェンダーファン垂涎の仕上がりだ。

また、電源を入れるときやBluetoothペアリングの際にギターサウンドが流れるという細かい仕掛けもファンの心をくすぐる。

サイズ感やポータビリティはホームパーティーに向いている

無機質なデザインのスピーカーが多い中で、趣味性を感じさせるINDIOのデザインはインテリアのアクセントとしても活躍してくれそうだ。

スピーカーを決めるうえで重視したいのは音質だ。

INDIOのスペックを見てみると、2つの88.9mm径ウーファーと2つの16mm径ツイーターを搭載。最大60Wの高出力でそれらをドライブすることでダイナミックで臨場感ある音を生み出す。

エンクロージャーは木製で、本体重量は約4kgとやや重い。しかし、この重さのおかげで、ウーファーやツイーターの動きで音がぶれる共振を抑えることができるので、パワフルでありながらクリアなサウンドを生み出す。

また、音声データの伝送は aptX と ACC を採用しているので、タイムラグが少なく、より広い音域でワイヤレスサウンドを楽しむことができる。

実際に聞いてみると、十分に強い低音を響かせながら、高音の輪郭もシャープだ。

BLACK(上)は’68 Customシリーズを、BLONDE(下)は Super‐Sonic シリーズをモチーフにした

機能面にも目を向けてみよう。最大25時間の連続再生可能なバッテリーを内蔵。コントロール部分のつまみでボリューム、トレブル、ベースの調整が可能で音をカスタマイズすることができる。さまざまな音の好みにも対応することができる。

また、2台のINDIOをワイヤレスでデイジーチェーン接続できる機能が搭載されており、ステレオとモノラルの両方の再生モードに対応している。

スマートフォンとの連携も充実している。スマートフォンによる遠隔操作やスマートフォンを充電できるUSBポートも搭載している。

お問い合わせ先

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フェンダーミュージック

【製品情報】
・発売日:2019年2月8日
・価格:オープン価格(市場想定売価 3万9980円(税込))
【製品仕様】
最大出力:60W
ドライバー構成:88.9mm径ウーファー×2 + 16mm径ツイーター×2
最大通信距離:最大10m
Bluetooth バージョン:V 4.2
対応コーデック:aptX, ACC, SBC
電源:内臓バッテリー、ACアダプター[100-240V]
再生時間:最大25時間
接続:[入力]3.5mm 音声入力 [出力]充電用USBポート(5V/1A)
本体サイズ/重量:幅 24.5cm × 12.2cm × 21.6cm/ 約4kg
付属品:ACアダプター、充電用USBケーブル、オーディオケーブル(Mini-Mini)


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