手にしやすい価格帯から複雑機構を搭載した高額モデルまで幅広く取りそろえ、機械式時計の初心者から愛好家までさまざまなニーズに対応するoomiya 大阪心斎橋店。2018年7月にはパネライの取り扱いもスタートしました。副店長の出水公太さんが選ぶ出世ウォッチは、通好みの3モデルです。
▼30代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
ジャガー・ルクルト「マスター・コントロール・デイト」
■職人気質あふれる時計で仕事への実直さを示す
高度な技術力を有しムーブメント製造に長けるジャガー・ルクルトの中でも、「職人気質」が一番味わえるのが「マスター」コレクションです。
同社独自の時計の品質検査規格「1000時間コントロールテスト」をクリアし、デザインも端正にまとめたシンプルさが魅力。実直さが主張でき、デイリーに使える点が30代のビジネスパーソンにぴったりだと思います。
▼40代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
クロノスイス「フライング・レギュレーター マニュファクチュール」
■センスの象徴となる独創的なドレスウォッチを
時・分・秒をそれぞれ独立したダイヤルで示すレギュレーターモデル。デザインも玄人好みのユニークさで、他人と被りたくない人にふさわしい1本です。
ジャケットなど上品なスタイリングと相性が良いのはもちろん、フォーマルな装いにも馴染みやすく、人前に出ることが増える40代のビジネスパーソンは重宝するはずです。
▼50代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
A.ランゲ&ゾーネ「1815 アップ/ダウン」
■伝統に敬意を払い、新しいビジネスを切り拓く
A.ランゲ&ゾーネの創業者、フェルディナント・アドルフ・ランゲの時計づくりの理想を最も反映したデザインといわれているのが「1815」コレクションです。
ブルースチール針やアラビア数字、レイルウェイ式分目盛りなど、懐中時計の伝統的な要素がこの1本で楽しめるモデル。シンプルながら味わい深いクラシシズムは、人生経験豊富な50代の手元にこそよく似合います。
text:d・e・w