静岡駅の北側に広がる繁華街に店を構えるタカラ堂 静岡本店は、4人の一級時計修理技能士が常駐し、購入時はもちろん、購入後も安心して頼れる正規時計販売店です。運営会社、タカラ堂の市川昌志課長に、ビジネスのモチベーションを高めてくれる出世時計を挙げてもらいました。
▼30代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
グランドセイコー「ヘリテージ・コレクション(SBGA211)」
■TPOを選ばず、これみよがしでなく、いい時計
責任のある仕事を任されるようになり、色々な人々と接する機会が増えてくる30代。名の知れた輸入時計も良いですが、TPOを選ばず、決して威張るわけでもなく、それでいて良い時計をしているとわかる。そんな働き盛りの貴方にオススメの時計が、グランドセイコーのこのモデルです。
文字盤は清潔感あふれる雪白と呼ばれるダイヤル。セイコー独自のスプリングドライブ機構は、ぜんまいが動力源でありながら、精度はクオーツと同等の高さ。秒単位のスケジュールで飛び回るビジネスパーソンの頼もしい相棒となるはずです。もちろんプライベートでも落ち着いた大人の印象を与えてくれます。
▼40代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
IWC「ポートフィノ・オートマティック」
■格調高いゴールドが似合う男になる
40代で金の時計? 金は派手だし自分には合わない……。そう思う方が多いかもしれません。しかし、仕事も人生も脂が乗ってきたときだからこそ、背伸びするつもりで腕に乗せてみてください。金特有のしっとりとした重み、そして身に着けているという満足感が、あなたの時間の価値をさらに高めてくれます。
IWCのゴールドカラーは、ピンクゴールドよりも赤みが強くレッドゴールドと呼ばれています。肌なじみが良く、さりげなく着けることができるので、本物を知る大人の男をアピールできます。ゴールドモデルの裏蓋にのみ施されている、イタリアの港町“ポートフィノ”の美しいエングレーブ(刻印)もポイント。
▼50代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
フランク ミュラー「トノウ カーベックス 25th」
■新しい人生、さらなる充実を期するなら
一人の天才の個性――。フランク ミュラーというブランドをひと言で表すならこうなります。歴史が長いブランドは数あれども、現役の時計師でここまで大きく、世界中で支持されるほどに急成長したブランドはないといっても過言ではありません。そして、これからもその成長は続いていくでしょう。
50代は人生の後半戦。見方を変えれば、自分のための人生の始まりともいえます。この時計は、フランク ミュラー・ブランドが生誕25周年を迎えた2017年に、原点へと立ち返る意味を込めて、1992年のブランド設立と同時に発表した最初の「トノウ カーベックス」を限定復刻させたモデルです。これから始まる、新たな物語のパートナーにふさわしい1本です。
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