ミニマルでタイムレス、本当の一生モノ時計～
ヴァシュロン・コンスタンタン

ヴァシュロン・コンスタンタン「パトリモニー」はミニマリズムに基づくアプローチで、端正なラインと穏やかなカーブのバランスが美しいエレガントなコレクションだ。今回の新作「パトリモニー・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」もその系譜を受け継ぐスリムでミニマルにデザインされている。

特徴は何といってもその薄さ。複雑な永久カレンダーを組み込んでいるにも関わらず、自社開発・製造によるキャリバー 1120 QPの厚みはわずか4.05mm。時刻表示とムーンフェイズ、永久カレンダーの機能をこの薄さで実現できるのは妙技のエンジニアリングとしか言いようがない。

サファイアクリスタルケースバックからは、極限まで小型化されたキャリバー 1120 QPの魅惑的な動きや美しい仕上げを鑑賞することができる。ヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークのマルタ十字をオープンワークで象った自動巻きローターをはじめ、高級仕上げが施された276個もの部品で構成されるキャリバーはもはや芸術の域に達している。

また、ピンクゴールドのケースとサンバーストサテン仕上げのブルー文字盤、そしてピンクゴールドのフォールディングクラスプ（ストラップの留め具）を組み合わせたブルーのストラップは完璧なハーモニーを醸している。美しさと調和が時計自体で完結しているから、どんなコーディネートに合わせても違和感が生まれることはない。この時計について考えなければいけないことは、つけるのかつけないのか、それだけだ。