「カミネ 旧居留地店」のコンセプトは「コンフォータブル」。ゆったりと寛ぎながら高級品を吟味してほしいという思いから「メゾン・ド・カミネ」という別称もあるほど。「スポーツウォッチはスタイルやシーンをわきまえて」と話す同店次長の辻井良和さんに、その選び方のポイントを聞きました。
Q1.オン・ビジネスで着用するスポーツウォッチを選ぶ際のポイントは?
[ケース]
スーツに合わせるのならば、シャツの袖口とのバランスがあるので、径が大きすぎないものが望ましいでしょう。
[素材]
樹脂製ケースは避けたほうが良いと思います。
[デザイン]
華美すぎるものは避けたほうがいいでしょう。ダイヤモンドベゼルなどもあまり望ましくないように思います。
[色]
時計だけが目立ち過ぎなければOK。ダイヤルカラーは、明るい原色はできれば避けるべきです。
[機能]
専門性の強い、見た目にも特殊な機能を除けば、クロノグラフやダイバーズも問題ないと思います。
[その他]
以前のラバーストラップはカジュアルな印象でしたが、近年は高級感があるものが多いので、そういうタイプでしたらビジネスシーンでも問題ないと思います。
Q2.貴店のイチオシのモデルを教えてください。
ヴァシュロン・コンスタンタン
「オーヴァーシーズ・オートマティック」(4500V/110A‐B128)
スポーティーなデザインですが、ブルーダイヤルが知的な印象。ワンクリックでベルトが交換でき、フォーマルからカジュアルまでTPOに合わせて付け替え可能。防水性能も高くオールマイティに使えます。
text:d・e・w