若い世代にも気軽に訪れてほしいという思いから、「エントランス」をコンセプトに掲げる「カミネ クロノメトリー店」。2019年夏にブライトリングコーナーを最新コンセプトに改装したばかりの同店で次長を務める片野元太さんに、ビジネスで使えるスポーツウォッチの選び方を聞きました。
Q1.オン・ビジネスで着用するスポーツウォッチを選ぶ際のポイントは?
[ケース]
スーツやシャツの袖に収まらない大きすぎるサイズは避けたほうが良いと思います。
[素材]
ケースの素材はメタルのものが望ましいでしょう。合わせるのはメタル製ブレスレットか革製のストラップがスタンダードですが、最近はラバーベルトも許容されてきました。
[デザイン]
エッジの強いベゼルはシャツを傷める可能性があるので避けたい。インデックスは、カジュアルに見えるアラビア数字よりも、シンプルに見えるバーやドットタイプがスマートです。
[色]
派手すぎる色は避け、スーツと相性の良いブラック、シルバー、白、もしくはブルーのダイヤルが望ましいでしょう。
[機能]
いまの時代、クロノグラフやダイバーズ、パイロットウォッチなどは許容範囲。上記条件に見合えば問題ないと思います。
[その他]
スポーツウォッチはラフに見えがちなので、カジュアルブランドのものではなく高級ブランドのモデルを選ぶことをお勧めします。
Q2.貴店のイチオシのモデルを教えてください。
ブライトリング
「プレミエ B01 クロノグラフ42」(A007G‐1WAA)
アクティブで仕事のできるビジネスマンという印象を与えてくれるのがこのモデル。ブライトリングらしくスポーティーなクロノグラフを搭載しているが、全体にクラシックテイストを基調としており、アリゲーター・ストラップとの相性も良い。ビジネスの場でも主張しすぎることのない上品なデザインです。
text:d・e・w