ブランドとつながるユニークな仕掛けが多数
国内では東京、福岡、大阪に続き、ロジェ・デュブイの4店舗目のフラッグシップブティックとして誕生したのが、ロジェ・デュブイ 名古屋ブティックである。場所は、洗練されたブランドブティックや商業施設が立ち並び、芸術や自然にも触れられる栄エリアの一角。コンクリートとガラスを大胆に用いて設計されたモダンな建物が目印となる。
このブティックがテーマとしたのは、「メゾンの豊かな世界観に浸るジャーニー」だ。エントランスから店内に足を踏み入れ、さらに奥に進むにつれて、ロジェ・デュブイの奥深い時計製造のコアな部分へと旅するようなスペース構成になっている。まずはその旅路をビジュアルと共にお届けしよう。
ロジェ・デュブイ 名古屋ブティック
住所:愛知県名古屋市中区栄3‐23‐11 サカエサウスキューブ北棟
電話番号:052‐990‐3908
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜
このロジェ・デュブイ 名古屋ブティックは、時計販売店というよりもブランドと顧客とのタッチポイントという意味合いが強いように感じる。それ故に、時計を見たり購入したりするだけではない楽しみに満ちている。最後にこのブティックならではの魅力、注目に値するポイントをお伝えしよう。
希少モデルの最新情報が得やすい
ブランドブティックのメリットといえば、まずはレアなモデルに出合える可能性が高いことが挙げられる。特にロジェ・デュブイのタイムピースは全てが限定生産で、中には世界でたった8本のみの限定モデルもある。さらに、近年はブティック限定販売のモデルも増加傾向にある。ブティックのスタッフと親密になれば、そうした希少モデルの入荷予定や最新情報を得やすいだろう。ちなみに取材当日にはこんなレアなモデルが披露された。
ジュネーブ・シール級の技が体験できる
続いての魅力は、時計製造に関する体験型のワークショップが予定されていることだ。時計作りのムービーを見たことがある人は多いだろうが、実際に体験できる機会は少ない。当たり前のように施されている装飾でも、いざ体験してみると一筋縄ではいかず、その技術の高さを身を持って経験することができる。
VIP限定、本社との特別セッション
ロジェ・デュブイの上顧客となれば、特別なセッションを受けることも可能だ。ブティックの最奥に設けられた個室のVIPルームでは、スイス本国のマニュファクチュールとオンラインでつなぎ、本社スタッフからの詳細なプレゼンテーションや新作プレビューを提供予定とのこと。プロダクトからは見えてこないバックグラウンドを知ることができる特別な機会になりそうだ。
お楽しみはブティックの2階にも
最後に挙げるのが、ブティックの2階に設けられた「HASSIN LOUNGE」だ。今回オープンしたブティックは、名古屋でつとに知られるHASSIN(ハッシン)という時計・宝飾の名店が運営を行う。このラウンジではそのHASSINがセレクトしたアートの展示や、DJが音楽を流すクラブ風イベントを実施する予定とのこと。取材時にはアンディー・ウォーホルら現代アーティストの作品(リトグラフ)が展示された。イベントの日時や内容の詳細は同ブティックまで。時計を介した新たなコミュニティーが生まれるかもしれない。
というように、通常の時計店にはない魅力にあふれるロジェ・デュブイ 名古屋ブティック。時計そのものだけではない、高級時計にまつわる新しい文化やカルチャーも体感できるスポットになりそうだ。
問い合わせ情報
ロジェ・デュブイ 名古屋ブティック
TEL:052‐990‐3908
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