ペタッと湿った衣服によって本人が不快というのはもちろん、汗染みがあまりに目立つと先方への配慮というエチケットの面でも問題がある。そこで見直したいのがワイシャツの下に着るアンダーウェアだ。ハイテク素材を駆使したアンダーウェアは昨今さらに種類を広げ、吸汗・速乾性に加え接触冷感や防臭機能、さらに腋汗対策を施したものまで多様に進化を遂げている。では、早速悩みに答えていこう。
悩み「汗がニオわないか気になります」
回答「抗菌消臭加工が施されたアンダーウェアを選びましょう」
汗をかくと皮膚のタンパク質や脂質、それにアミノ酸などが時間とともに酸化していく。それがガスとなり、不快なニオイの元となってしまうという。ゆえにニオイを気にする場合は、汗を積極的に放散させる機能と同時に、消臭効果を持つ一枚を選ぶべき。
悩み「ジャストサイズで着たいのですが、縫い目がごわつくのが嫌」
回答「完全無縫製のアンダーウェアなら、着心地のストレスが軽減されます」
汗を積極的に吸わせて放散させるハイテク下着は、ある程度ボディにフィットしていることが望ましい。しかし一方フィットすることで縫い目部分が身体に当たり違和感になることも。そういう方には縫い目を持たない無縫製仕上げのアンダーウェアをお薦めしたい。
グンゼが放つ快適を求める大人向け下着ブランド「SEEK(シーク)」の魅力
創業1896年という歴史を誇るグンゼが“大人のリアルライフに快適性を”と願いスタートさせた、高級メンズ下着ラインであるシーク。上質な着心地と優れたタッチを備えたアンダーウェアは、歩く・立つ・座る・屈むといった日常動作をストレスなく行えると同時に、スタイリッシュな着こなしに貢献するアイテムとして作りだされている。カットオフRや無縫製といった仕立ては、まさにシークの精神を具現化したディテールなのである。
styling:Mariko Kawada
edit & text:Zeroyon Lab.
photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)