年に一度の海外本社での会合。空港から直行するといった場面で
忙しい出張では、着替えの時間がとれない場合も少なくない。年に数回の本社ミーティングなどにシワが強く残ったスーツ姿での出席では、印象も芳しくないはずだ。英国のブランドが打ち出す一着は、長時間の着用でもシワになりづらく、撥水性に加え、自然なストレッチ性をも兼備する多機能性がポイント。日本人の体型も考慮した仕立てのため、フィット感も抜群だ。それゆえ出張用としてはうってつけ。もちろん、デイリースーツとしても有能な一着なのである。
青柳光則さんからアドバイス▼機能的でありながらしっとりエレガント
本特集のスタイリングをしたファッションディレクターの青柳さんが、スーツの魅力やスタイリングのコツを解説。
日々忙しく働くビジネスパーソンの服に必要なのは、快適な着心地とメンテナンスに手間が掛からないこと。そういったニーズから昨今は機能的なハイテク素材のスーツが豊富にリリースされています。しかし化繊素材のウェアは、どうしてもスポーツ的なカジュアルさが滲み出てしまいがち。ただしマッキントッシュ ロンドンの“ウェザー ウーステッド ウール”は100%天然ウール。防シワ性・撥水性・ナチュラルストレッチ性という機能を備えながら、カジュアル風のチープさもなくシックで品行方正なルックスを実現させているところに特徴があります。
styling:Mitsunori Aoyagi(Hamish)
photograph:Ryohei Watanabe
hair & make:Akira Nishihira
model:Kenji Kureyama
edit & text:zeroyon lab.