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機能性ばかりを求めがちなスーツケースだが、旅のスタイルの中でも一番大きく目立つものであることはあまり意識されない。どうせ目立つなら、お気に入りのデザインのユニークなスーツケースで誰よりも視線を集めてしまうのも楽しいだろう。半端や無個性を嫌う大人にぴったりだ。
(STYLE編集部)

マーク・ニューソンがデザインする第1弾の「ホライゾン」に続き、第2弾となる今回の「ホライゾン・ソフト」の最大の特徴は、特別なニットを起用したソフトラゲージであることだ。「モノグラム」を両面にあしらったジャガードの3Dニットが軽さの秘密で、カスタムメイドのテクニカルな糸で作られているニット地を、特別に開発したシームレスなニッティング技術で仕上げている。

また、成形の前には撥水加工を施すことで防水も強化し、ポケットやファスナーは先端のテクノロジーを駆使した熱処理よって溶着させることで、ステッチを排除している。

ラゲージ選びで気になるのは、見た目はもちろんだがやはり充実した収納力だ。2016年に発表された「ホライゾン」と同様に、伸縮性のハンドルをラゲージの外に移動させることで収納力を格段にアップ。重量を最小限に抑えつつ、収納力を最大限に広げたのも見逃せないポイントだ。

「ホライゾン・ソフト 4R55」/32万2000円(税別)。カラーはフューシャ、ヘザーグレー、ブラック。キャスター:4個、サイズ:55×39×21cm/3.5kg/37L

ハンドルには「ルイ・ヴィトン」の歴史的なトランクに着想を得て、使い心地の良いカウハイドレザーを使用するなど、細部にもこだわりが見て取れる。3桁の組み合わせのファスナー式ロックシステムは、片手で操作が可能で扱いやすい。ロックにはシルバー、シャンパーニュ、ダークグレーの仕上げが施されており、キャスターは走行音を極力抑えた設計がされている。見た目だけではない満足感を使用するたびに感じることができる逸品だ。

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text:Rina Araki