伊勢丹新宿店メンズ館のスタイリスト(スタッフ)も日々、それぞれの個性に合わせ、感性で選んだ渾身のVゾーンメイクをしている。それを紹介する「Vゾーンの流儀」は、ISETAN MEN'S netで連載している人気企画。4月から同企画とコラボし「V‐STYLE」として、イマドキ感のあるVゾーンメイクのテクニックを毎週更新していくので、お楽しみに。
遊びが利きつつ、お客さまの前にでしゃばりすぎない工夫
デザイナーズブランドのダブルのスーツは、各所に遊びが利いている。そのためトーマスメイソンの生地を使った正統派のワイシャツで締めることで、Vゾーンに仕事着としての真面目さを表したという島崎さん。ネクタイはウール×シルク×リネンの3種混を選んで、カスリ調のスーツ生地ともバランスをとっている。ここでネクタイだけ主張させないように気遣ったのは、お客様をアテンドする裏方としての自覚だ。「ストアアテンド部は、メンズ館だけでなく、本館レディス、食品、リビングまでご案内します。個人的にブルーが好きですが、女性のお客様をアテンドする際、ブルーは女性受けするようにも思います」。よく見ると、グレーのスーツはトーン・オン・トーンでブルーの格子柄が入ったものだ。
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text:Zeroyon Lab.
photograph:Yuko Sugimoto