最速でワイシャツが届く"オンライン仕立て"～ECオーダーシャツ（1）

オーダーから納品まで、わずか1週間という驚異のスピードオーダースーツで話題となった「カシヤマ ザ・スマートテーラー」。スーツだけでなく、シャツのオーダーサービスもあり、スーツの採寸時にオーダーシャツの採寸もできることを、ご存知だろうか。

このオーダーシャツは、自己採寸により1着目からWEBサイトでオーダーできるのだが、スーツ同様「自己採寸に自信がない」という方のために、スーツの採寸時にシャツの採寸も行ってくれる。店頭でオーダー後、2着目からはサイトのマイページの数値を元に微調整も可能だ。スーツと一緒にシャツをオーダーできるだけに、トータルコーディネートでワードローブを管理してくれる、行きつけの仕立て屋感覚で利用することができる。

オンラインでシャツをオーダーする際、首周りと裄丈のサイズを入力しシルエットを決定する。そのためには「自分の体を測る」と「シャツを測る」の2つの方法がある。計測は正しいメジャーを用意して、指示どおりに測り、実寸（ヌード寸）に対して首周りは2cm、裄丈は3cmゆとり分をプラスして入力する。また手持ちのシャツのなかから気に入っているフィットのものを選んで、各部を採寸し数値を入力することもできる。

「カシヤマ ザ・スマートテーラー」の路面店、もしくはガイドショップで1着目のスーツをオーダーする際、シャツの採寸も同時にしてもらえば、確実なフィッティングを手に入れることができる。全国46店舗のほか、自宅やオフィスへの出張採寸も可能。どちらもまずはWEBで予約を入れてからとなる（一部予約不要の店舗あり）。経験豊富なスタイルガイドが、アドバイスとともに正確な採寸をしてくれるため、スムーズなオーダーができるのだ。

今回、採寸シーンの撮影のために訪れたのは羽田空港第一旅客ターミナル5階「THE HANEDA HOUSE」にある、羽田空港店。ここは昨年末にオープンした羽田空港内の穴場エリア。フライトの待ち時間にスーツのオーダーができるとあって、出張などで訪れた客を始め、空港職員にも人気だそう。ドレッシングルームもスーツケースを持ったまま入場できるように、スペースも広くとられている。

オーダーから完成までは最短1週間という業界騒然の超短期で仕上げられるオーダーシャツを仕立てているのは日本国内のファクトリー。日本最高峰の証「J∞QUALITY認定」工場で縫製されるシャツは、各部の仕上げの美しさはもちろん縫製の丁寧さは群を抜く。ポリエステル混紡素材でシワに強くデイリーユースしやすい「エントリー」、コットン100％にこだわる人には「ベーシック」「イージーケア」、トーマスメイソンやアルビニ生地を使う「インポート」の4つのカテゴリーから100種類の色柄生地を選ぶことができ、衿型や各部のデザインも自由に指定可能だ。