抜群のロケーションが実現する円滑なビジネス交流

世界中のラグジュアリーブランドや高級レストラン、そして、日本を代表する数々の老舗店が集結する東京・銀座の一等地、並木通り沿いに建つホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」。ゲストが肩肘はらずに自分らしく楽しめる、新感覚のライフスタイルホテルとして注目を集めているが、 “日常の一歩先を楽しむ”という同ホテルのコンセプトを象徴しているのが、最上階12階にあるスイートルーム「ナミキスイート」だ。

客室を含むホテル全体のインテリアデザインを手掛けるのは、国内外のクリエイティブなホテル料飲施設を手掛けて活躍中の、赤尾洋平氏率いるストリックランド

同ホテル総支配人・内山渡教(うちやま ただのり)氏によると、2018年1月22日開業以降、この「ナミキスイート」に関しては、ビジネスシーンでの需要が純粋な宿泊ニーズを上回っているという。

「今までいくつかのホテル運営に携わってきましたが、ここ10年ほどは、ホテルのスイートルームをイベントの会場として活用するケースが確実に増えています。特に銀座にはラグジュアリーブランドのショップが数多く存在しています。ジュエラーの展示会やVIP顧客に向けた商談会といった目的での利用を、ある程度、見込んでいました」(総支配人・内山氏)

「ハイアット セントリック 銀座 東京」の総支配人・内山渡教氏。1998年に「グランド ハイアット 福岡」からキャリアをスタートしてから、「グランド ハイアット」「ハイアット リージェンシー」、そして「アンダーズ」という異なるブランドを運営の最前線で率いて、成功に導いた経験を持つ

先日は、とある企業が、この「ナミキスイート」をビジネスシーンで活用したという。

「朝からエグゼクティブの方たちが10名ほどお集まりになって、リビングでミーティングをされました。ランチは4階にあるレストランをご利用になり、午後は再び客室に戻ってミーティングを続行。夕方にはスタッフの方も30名ぐらい加わって、パーティを催されました。食事については、事前にお打ち合わせをさせていただいて、我々の方で前菜やデザートといった冷たいものをご提供することに。温かいものについては、先方が起用したプライベートシェフが食材を持ち込んで、客室内のキッチンで調理されました。立食スタイルで、賑やかにお楽しみくださっていましたね」(総支配人・内山氏)

ホテルでパーティを催すなら宴会場で、という発想もあるかもしれない。だが、格調が重んじられた宴会場と比べると、この「ナミキスイート」は家感があって寛げる。コミュニケーションも活発化しそうだ。

「実際に利用されたお客様からも、そうしたお声は頂戴しています。客室内の家具やファブリックには、ミックスアンドマッチの考え方で、敢えてさまざまなデザインのものを採用したり、また、床や壁に木を多用したりしているので、我が家のように感じてくださるのでしょう。ホテルでは珍しい、広々としたテラスは、まさにその最たる要素と自負しています」(総支配人・内山氏)

銀座を一望できる「ナミキスイート」のテラス

「ライフスタイルホテル」は海外では「ブティックホテル」や「デザイナーズホテル」とも呼ばれ、その開放感や洗練された雰囲気で、感度の高い人々に愛されている。この新しいカテゴリーのホテルは、「ハイアット セントリック 銀座 東京」然り、昨今、日本にも続々と登場しているが、内山氏曰く、「インバウンドの需要もあり、今後、ますます増えていくのではないか」とのこと。社内外のスタッフと親睦を深める手段の、新たな選択肢として覚えておいて損はないだろう。

問い合わせ情報

問い合わせ情報

ハイアット セントリック 銀座 東京
住所:東京都中央区銀座6‐6‐7
TEL:03‐6837‐1234


※ナミキスイートに関する注意事項
・イベントでの基本利用時間は15時から21時まで(搬入・搬出を含む)。
・15時前から利用を希望する場合は、2泊分の室料が必要。
・食事や飲み物の手配は相談可能。
・イベント利用時は、コネクティングルームの予約が必要。
・その他、契約内容によって注意事項があるため、詳細は問い合わせを。

text:Mio Amari