ブルックス ブラザーズは、1818年4月アメリカ建国からまだ間もないニューヨークで、小さな紳士洋品店として創業したブランド。1849年にはアメリカで初めて既製服を発売し、その後ボタンダウンのシャツやNo.1サックスーツなど革新的なアイディアを考案。クラシックスタイルの基本を築いた。米国大統領45人のうち40人にも着用されていることでも有名で、ハリウッドスターはもちろん、企業のエグゼクティブや著名なクリエイターなど、世界中で愛され続けているブランドだ。

2018年はブルックス ブラザーズ創立200周年。これを記念して、10月5日~11月30日に東京・代々木の文化学園服飾博物館で日本初の展覧会「ブルックス ブラザーズ展 アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀」展が開かれる。

映画「華麗なるギャッツビー」のために製作した衣装を展示

2013年公開の映画『華麗なるギャツビー』ではグローバルパートナーとして劇中の男性キャストの衣装製作に協力。アメリカンスーツスタイルの着こなしが大注目されたのも記憶に新しい。今回の展覧会でも主演のレオナルド・ディカプリオやトビー・マグワイアなどのキャストが着用した衣装の一部が特別に展示される。

ブルックス ブラザーズの歴史を語るスーツがずらりと並ぶ

会場内では、この展示会場でしか入手できないオリジナルデザインの「ブルックス ブラザーズ200周年特別記念 モレスキン カスタムエディション」のノートブックを販売。表紙にはブランドのシンボルとして愛され続けているゴールデン フリースのマークがエンボス加工されている。さらにしおりにはネイビーブレザーの金ボタンを連想させるゴールドを使用され、中ページには、ブランドの歴史を語るヴィジュアルが随所に施されている。

紳士服の発祥といわれる英国スタイルを華やかに独自の路線として進化させたアメリカンスタイル。そのスタイルを作り上げてきたブルックス ブラザーズの展覧会で、紳士服としての歴史を学んでみるのはいかがだろうか。

ブルックス ブラザーズ展 ―アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀―


10月5日~11月30日
10:00~16:30(入館は閉館の30分前まで 10月12日、11月16日は19:00まで開館)
日曜日・祝日、11月5~6日は閉館(*11月3~4日は開館)

文化学園服飾博物館
渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル
一般500円 大学・専門学校・高校生300円 小・中学生200円(11月7日は無料)

editor's comment
世界中で人気のモレスキンにゴールデン フリースのエンボス加工のノートはまさにレアな逸品。このノートを入手するために展覧会に訪れる人も多いはず。品薄になる前に手に入れたい。

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ブルックス ブラザーズ ジャパン


text:Mariko Ikeda