徹底的に洗練された鮨店「武蔵 by アマン」で特別な会食を
まず、注目したいのは、今年10月、アマン東京の34階にオープンしたばかりの鮨店「武蔵 by アマン」だ。
ロビーから階段で上がっていくと、その通路はわびさびのしつらえで、まさに隠れ家へ誘われるようだ。その先に、天空の鮨店「武蔵 by アマン」が潜むようにしてある。
ここで腕をふるうのは、30年以上ものあいだ江戸前鮨をひとすじに極め、青山の名店「鮨 武蔵」を12年間営んだ鮨職人、武蔵弘幸氏。新鮮な魚を仕入れ、江戸時代から受け継がれる丁寧な職人技を進化させた技術と、長年の鮨職人としての経験による感性で、絶妙な味わいの鮨に仕上げている。
「ホテルの鮨屋にしては珍しく、仕入れは一切自由にやらせてもらっています」と武蔵氏が語るように、おまかせコース2万5000円(税・サービス料別途)には、大将自らが毎朝、東京都中央卸売市場で買い付けた上質な魚や、日本各地より空輸で仕入れた魚の状況を見て寝かせ、一番美味しい状態で提供を心がける。また、お酒や器もここだけの逸品が揃い、話題には事欠かない。
世界のラグジュアリーリゾートの代名詞でもある「アマン」を会食や接待の場所に選ぶのがピンとこない方も多いかもしれない。だが、ホテルの広報担当者曰く、「アマン東京は、アマン初の都市型ホテルとして、ビジターも多く料飲施設に訪れます。ビジネスシーンにおいてもぜひ積極的に活用していただきたい」。実際、大手町の中心に位置しているためアクセスについては申し分がなく、それでいてひとたび足を踏み入れると、大都市には珍しい空間と広さを持ち、さらに高層階というロケーションも相まって特別な雰囲気を演出してくれる。
ある程度、顔なじみの関係にある相手を接待するのに、鮨店のカウンター席は最高のシチュエーションといえる。横並びに座ることになるため、より親密な雰囲気で会話ができる。赤檜のカウンター、天井が高く落ち着いた和の空間で、この店オリジナルの日本酒「武蔵 by アマン」を、オリジナルの切子で飲む。「武蔵 by アマン」ならではの、もてなしが用意されているのだ。専任のマネージャーも控えて、付かず離れずの質の高いホスピタリティも味わえる。重要なお客様をもてなししつつ、より近しい関係を構築するのはもってこいの環境が整っていると言えるだろう。
さらに親密度を上げるなら使い勝手のいい「ザ・ラウンジ by アマン」で
会食や接待の際には、2軒目をスマートに提案するのが腕の見せ所。そこで、提案したいのが“ホテル内でのハシゴ”だ。相手に移動の負担をかけることなく、それでいて間違いのない上質なサービスが受けられて、精算が一度で済むのもいい。
「武蔵 by アマン」の後に流れたいのは、1フロア下の33階にある「ザ・ラウンジ by アマン」。ここはダイナミックな夜景を愛でながら美酒を味わえる実に優雅な空間だ。
愛煙家のお客様ならシガーラウンジでくつろぐことができるし、お酒好きのお客様なら入手困難なジャパニーズウイスキーや最近人気のジャパニーズジンをおすすめする、といった価値ある演出ができる。
「ザ・ラウンジ byアマン」のマネージャーによれば、「ゲストの方からは、大手町にこんな落ち着いてお酒が飲める場所があったのかと驚きの声が聞かれます」とのことだが、それも無理はないのかもしれない。都会の喧騒とは無縁のこの空間は、オフィス街のど真ん中にいることをすっかり忘れさせてくれるのだから。ぐっと落とした照明の中でくつろぎながらグラスを傾け合えば、きっと胸襟を開いて話ができることだろう。
「ザ・ラウンジ by アマン」のスペシャルプロモーション「サンダウナーズ」
「サンダウナーズ」
提供時間:17時~20時
価格:ビール1200円、カクテル1900円~、ワイン2200円~、シャンパン3000円~(税・サービス料別途)
※アミューズ1品をサービス
問い合わせ情報
【アマン東京】
住所:東京都千代田区大手町1‐5‐6大手町タワー
【武蔵 by アマン】
場所:アマン東京34階
営業時間:17時30分~22時30分(最終入店21時)
定休日:日曜
メニュー:おまかせコース2万5000円(税・サービス料別途)のみ
席数:カウンター8席、4名テーブル2卓
TEL:03‐5224‐3339(レストラン予約/9時~21時)
【ザ・ラウンジ by アマン】
場所:アマン東京33階
営業時間:11時~24時(LO23時30分)
TEL:03‐5224‐3339(レストラン予約/9時~21時)
text:Mio Amari