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世話になっている女性の同僚やいつも頑張ってくれている部下をねぎらうのに、ホワイトデーまで待つ必要はないだろう。バレンタインデーに男から先手を打ってチョコレートを渡してしまえばいいのである。その際に背中を後押ししてくれるのが、ちょっとした話題性のあるショコラというわけだ。そもそも花やハートを象ったチョコなんて、男性が女性にあげるほうが自然な気がしませんか?
【STYLE編集部】
各々のバレンタインの成否を決めるのは、何を贈るのかだ。プレゼントによって贈り手のセンスが測られてしまうので、相手の期待値は超えていきたい。
そこでお薦めしたいのが、ANAインターコンチネンタルホテル東京で販売されている「ピアジェ ローズ・ルビーチョコレートボックス」だ。
世界で活躍する3つ星シェフであるピエール・ガニェール氏とスイスの高級ウォッチジュエリーブランド「ピアジェ」とのコラボレーション商品である。
「ルビーチョコレート」の中に、ラズベリーとバラのパート・ド・フリュイ(フルーツピューレのゼリー)が入ったボンボンショコラで、表面に柔らかい光沢仕上げがなされている。ルビーチョコレートの軽やかな酸味とバラの香りが口の中に広がる。
ピアジェのアイコンジュエリー「ピアジェ ローズ」をモチーフにしており、美味しさはもちろん、美しさでも秀でている。
バレンタインデーにおいて、モノを贈ることだけが目的達成の手段ではない。同じホテル内にあるレストラン「ピエール・ガニェール」は、バレンタイン期間のランチとディナーのコースで、「フルール・ド・ルビー」という限定デザートを提供する。
ビスケット生地とルビーチョコレートのクリーム、フランボワーズのコンフィを重ねたケーキがルビーチョコレートのムースでコーティングされている。こちらもピアジェ ローズをイメージして作られており、繊細でフルーティーな味わいという。
体験と時間を共有することも立派なプレゼントだ。そろそろモノだけをプレゼントするのは卒業したい、という大人に最適なバレンタインの贈り物といえる。
ピエール・ガニェール氏は、料理人の両親を持つ4人兄弟の長男で、パリやリヨンで料理人としてのキャリアを積んだ。1981年に独立し、自身の冠のついた「ピエール・ガニェール」をオープン。瞬く間にミシュランで2つ星、3つ星を獲得するも、1996年に一度閉店。しかし、その半年後、パリに出店してミシュランの星を奪還。その後世界中に店舗を展開し、その芸術性あふれる料理の数々で世界中のファンを魅了し続けている。
ピアジェは1874年の創立以来、卓越した技術と芸術性の高さで数々の名品と呼ばれる宝飾時計とジュエリーを生み出してきたブランド。100年以上続く伝統の中でも「ピアジェ ローズ」はバラの花に由来するジュエリーで、その繊細な美しさは世界中の女性から人気を得ている。
そして、2019年、高い芸術性を持ち合わせた2ブランドによるコラボレーションは話題になりそうだ。ただ限定なので早めに手に入れる必要がありそう。
問い合わせ情報
ANAインターコンチネンタルホテル東京
TEL:03‐3505‐1111(代表)
ピエール・ガニェール(レストラン)
TEL:03‐3505‐9505(10時~21時30分)
【ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー】2階
販売期間:2月8日(金)~3月14日(木)
営業時間:7時~22時/土日祝日 7時~20時30分
【ピエール・ガニェール】36階
期間:2月1日(金)~17日(日)
営業時間:ランチ 11時30分~13時30分(L.O.)/ディナー 18時~20時30分(L.O.)
※月曜定休。但し、2月11日(月・祝)は営業、2月12日(火)は休業。
対象コース(すべて税・サ別)
ランチ:プティ・エスキス 7000円/エスキス 1万1500円/アピナック 1万5000円
ディナー:ピエール 2万2000円/ピエール・ガニェール東京 3万円
text:Mariko Ikeda