4月1日、東京・銀座に「タグ・ホイヤー 銀座 ブティック」がオープンした。“コネクト”（つながる）、“モジュラー”（組み合わせる）を新コンセプトとする、タグ・ホイヤーの世界初の旗艦店である。
タグ・ホイヤー 銀座 ブティックの最大の特徴は、タグ・ホイヤーのさまざまな時計がジャンルごとにディスプレイされており、来店客が自由に操作できる「iTAG」だ。ブティック内には6台のiTAGが配置されている。
通常、高級時計のブティックではガラスケースの中に入った時計を選び、店員に出してもらって試着するが、iTAGにディスプレイされた時計は、来店客が自由に手に取って見ることができる。さらに特徴的なのは、タッチパネルを操作してテーマやコレクション名を選ぶと、台がくるりと回転して他の時計が現れる。タッチパネルにはそのときディスプレイされている時計のスペックや価格などの詳細情報が表示されるので、好みのモデルを気楽に選べるのが面白い。
iTAGで選んだ時計の情報は、来店客のスマートフォンなどに転送できるので、店を出たあともゆっくり比較検討が可能。タグ・ホイヤー公式サイトの「My Tag Heuer」にログインすればオンラインで選んだ時計を購入でき、また購入した時計をブティックで受け取ることもできるようになっている。もちろん、ブティックで従来通りの接客を受けながら購入したり、修理を依頼したりといったこともできる。
9日に行われたブティックのオープンセレモニーには、スーパーモデルでブランドアンバサダーのベラ・ハディッドさんが登場。タグ・ホイヤーCEO 兼 LVMHウォッチ部門プレジデントのジャン＝クロード・ビバー氏、歌舞伎俳優の中村獅童さんと共に、3人で酒樽を割るパフォーマンスを行った。
タグ・ホイヤー 銀座 ブティックではオープンを記念して、歌舞伎をイメージした時計「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー 02T GINZA エディション」を販売する。
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