1894年に創業し、地元・熊本の人々に親しまれ続けてきた「時計の大橋」。スイス機械式時計から国産ウォッチまで取り扱う本館に加え、2015年春に新館がオープンし、より幅広い品ぞろえとなりました。
熊本の老舗が選ぶ「最初の一本」は? 統括マネージャーの川内義晃さんに聞きました。
時計の大橋が薦める「最初の1本」:IWC「パイロット・ウォッチ・マークXVIII」
Q. IWCを薦める理由は?
2018年に創業150周年を迎えた老舗ブランドであるIWCは、日常使いに適した丈夫な時計から、プロ仕様のスポーツウォッチ、非常に精密な複雑時計まで、幅広く展開しています。高度な時計製造技術と、時代に左右されないシンプルなデザインは多くの時計ファンを魅了し続けています。
メンテナンスに関しても1868年の創業以来製造されたどんな時代の時計にも対応しており、世代を超えて受け継いでいけるブランドです。
Q. 「パイロット・ウォッチ・マークXVIII」を薦める理由は?
「パイロット・ウォッチ」はIWCを代表する定番モデルです。コックピットの計器から着想を得た視認性の高いダイヤルデザインは、登場から80年以上が経った現在でも大きく変わることなく、パイロット・ウォッチのスタイルを確立したモデルと言えるでしょう。
シンプルなデザインと適度なサイズ感は、年齢を重ねてもずっと使い続けていきたくなるような道具としての美しさ、それでいてどんなシーンにも合わせられ、気兼ねなく毎日着用できる使い勝手の良さも持ち合わせています。
Q. 「最初の1本」を購入する際のポイントを教えてください。
末永く愛用していく上では、流行に左右されないサイズやデザインであるほうが良いでしょう。また、メンテナンス体制がしっかりと整っているブランドであることも重要です。
Q. 時計の大橋で購入するメリットはどんな点でしょうか?
実用的な時計からこだわりの複雑機械時計まで、本物の素晴らしさ、一生付き合えるパートナーと呼ぶにふさわしい時計との出合いを楽しんでいただけるよう努めております。各ブランドの世界観を感じていただける空間で、豊富な知識を持ったスタッフが時計選びのお手伝いをさせていただきます。
text:Hiroaki Mizuya(d・e・w)