本モデルはSIHH2019で発表された複雑時計の中でも特に耳目を集めた。
特筆すべき機能はユーザーが振動数を選べる機能だ。
高速振動のアクティブ・モード(毎時3万6000振動)と低速振動のスタンドバイ・モード(毎時8640振動)の2つの駆動装置をボタンプッシュで瞬時に切り替えることで、不着用時の動力消費を最小限に低減。「少なくとも65日間」までパワーリザーブを延長させる事ができる驚異的な仕様を可能にした。
ユーザビリティーを突き詰め、それらを実現させるだけの妥協ない“ものづくりの精神”が見える時計だ。
text:PRESIDENT STYLE
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