東京を中心に大阪や京都、札幌や熊本と主要都市に店舗を展開する日新堂。店内に技術者がいるため、転居などがあった場合もその地域の系列店舗でアフターサービスが受けられる点は、特筆すべきメリットです。その本店である日新堂 銀座本店のショップマネージャーを務める稲月友和さんに、ビジネスマンのモチベーションを高めてくれる出世ウォッチを聞きました。
▼30代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・オートマティック」
■若いうちこそ10年後も高ぶる1本を
30代は何かと出費の多い年代かもしれませんが、最も自由にお金が使える時期でもあります。多少高額なものでも少し背伸びして、5年後10年後もワクワクできる時計をお薦めします。
ヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」は、スポーティー・エレガントなデザインなのでいつでもどこでも着用できると言っても過言ではありません。レザーやラバー、ブレスレットを付け替えてTPOに合わせられる点も嬉しいポイントです。
▼40代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
グランドセイコー「ヘリテージ・コレクション(SBGA211)」
■地に足の着いた5年後の自分が見える
高級時計と聞くと世界の名だたるブランドを思い浮かべるかもしれませんが、日本のセイコーがそれらのブランドと比肩するほどの高級時計を、という思いが凝縮したのがグランドセイコーです。国産の最高峰という贅沢感が味わえ、日本人としての自信を与えてくれるような時計です。誇張のない質実伴ったこのモデルは、安定した5年後がイメージできる間違いのない1本。
▼50代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
パテック フィリップ「年次カレンダー5396」
■身に着ける喜びと、所有する喜び
ゴールドの中でも華やかなイエローゴールドやローズゴールドは、やはりそれ相応の年齢や経験があったほうがなじみます。人生の節目となる60歳、さらにその先の自分の成長を見据え、さらに時計としての価値や資産的価値を考慮すると、やはり間違いがないのはパテック フィリップでしょう。シンプルウォッチをすでにお持ちの方がほとんどだと思いますので、機能付きのものをご提案します。
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