経年変化で一点物に成長する時計が
「育ち盛りの大人」を刺激する

直径47mmの頑丈なブロンズケースと、1955年にパネライによって特許取得されたアイコニックなリュウズプロテクターが強い個性を感じさせる。決して見間違えることのないアイコニックなデザインだ。

今回の新作「パネライ サブマーシブル ブロンゾ‐47mm」で特筆すべきは色彩の美しい調和だろう。マイクロサンドブラスト加工の逆回転防止ベゼルとダイヤル、ナチュラルレザーストラップがブラウンで統一されている。どこかアンティークな香りがして、大人の男の腕によく似合いそうだ。

また、ブロンズの表面に徐々に形成される緑青がそれぞれの時計に個性を与えてくれる。月日の経過と持ち主の使い方が時計自体に刻まれていくのだから、思い入れの強い一本になるはずだ。しかし、表面は変化していっても、中は劣化しないように酸化防止加工がなされているから安心して長く使うことができる。

防水機能は水深300m（30気圧）で、逆回転防止ベゼルによって潜水時間の計測を可能にした。常に危険と隣り合わせのダイビングという環境が高い視認性を育んだ。9時位置のスモールセコンドによって時計が作動しているかどうかが一目で分かる。さらに完全な暗闇であっても夜光アワーインデックスとドットで時刻を見失うことはない。

加えて、プロフェッショナルダイバーズウォッチとして海中での活動にふさわしいミリタリーグリーンのラバーストラップが付属している。これで本当に海に飛び込んで使うことができる。

自社製ムーブメントP.9010を搭載し、両方向に巻き上げるローターによって3日間のパワーリザーブを実現。ケースバックのサファイアガラスの窓から、その動きを鑑賞することができる。

決して見間違えることのないユニークな存在感を放つ「パネライ サブマーシブル ブロンゾ‐47mm」は厳しい環境に身を置いて、自分を追い込めるビジネスパーソンのアイコンとして相応しい。時間の経過とともに魅力を増していくこの時計を身につけ続けるなら、持ち主も多くの経験を積み、修羅場を乗り越えてきた円熟味がなければ不釣り合いかもしれない。