A.ランゲ&ゾーネやオーデマ ピゲなど、それまで北海道の正規販売店では取り扱いのなかったブランドをそろえ、道内の時計愛好家たちから支持を集める「ISHIDA N43°」。下田洋司店長が選ぶ出世ウォッチは、そのセレクトもさることながら、各年代に合った選び方のポイントもまた必読です。
▼30代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
ブライトリング「ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43」
■30代らしいアクティブさと選択眼の良さを物語る
仕事へのモチベーションを高める満足感や着けごたえに加えて、30代のビジネスパーソンであれば目上の人々と接する上で好印象を与えるブランドチョイスが必要となるでしょう。
それらの条件にマッチするモデルが、程よいレトロ感と実直なイメージを兼ね備えたブライトリングの「ナビタイマー 8」シリーズ。オフタイムでも使える程よくスポーティーなデザインも魅力です。
▼40代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・オートマティック」
■軽快さと謙虚さがこの1本で演出できる
大人の落ち着きとアクティブな印象の両方を演出したい40代には、老舗メゾンのスポーツモデルが非常に重宝します。高級品が醸し出す上質な雰囲気もさることながら、ステンレス素材やブレスレットといった仕様が実用性をアピールし、謙虚な姿勢も持ち合わせていることを窺わせます。
数あるラグジュアリー・スポーツテイストの中でもヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」は品格、デザイン、実用性のバランスが絶妙です。自分で付け替え可能なストラップも便利です。
▼50代のビジネスパーソンの出世ウォッチ:
A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1・ムーンフェイズ」
■仕事人生のクライマックスを華やかに飾る
ビジネスの集大成を意識し始める50代であれば、腕時計も自身のステータスにふさわしいものを身に着けたいものです。高額なものほど資産価値的な側面が気になるものですが、あまりにそれを重視した選択というのも少々醍醐味に欠けます。
一つの選び方として、ある部分で頂点を極めたといえるブランドを選ぶというのもいいと思います。例えばものづくりでいえばA.ランゲ&ゾーネ。最高の技術を持つドイツのマイスターが細部までこだわって仕上げるため、年間製造本数はごくわずか。至高のタイムピースは、仕事人生のクライマックスを共に過ごす時計として十分に存在感を発揮してくれるでしょう。
問い合わせ情報
ISHIDA N43°(ノース・フォーティースリー・ディグリーズ)
住所:北海道札幌市中央区大通西5‐1‐1
電話:011‐200‐4300
営業時間:11時~20時 火曜不定休
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