機械式時計の歴史や伝統を伝えることだけでなく、個々のユーザーのライフスタイルに基づいた時計選びを提案するのが「oomiya 鹿児島店」。浅山美宏店長は、「今後、ビジネスシーンでもスポーツウォッチはもっと広がっていくと思います」と話します。選び方のポイントを聞きました。
Q1.オン・ビジネスで着用するスポーツウォッチを選ぶ際のポイントは?
[ケース]
スポーツウォッチを選ぶなら、ケース径は42~44mm程度のシンプルなものが適していると思います。
[素材]
ケースやベゼルの素材は、ステンレススティール、カーボンコンポジット、セラミックが良いでしょう。
[デザイン]
ダイヤモンドの装飾やパステルカラーなど、華美なデザインを避ければシースルーダイヤルも着用OK。
[色]
ビジネスのシーンに合せて決めると良いでしょう。例えば、初顔合わせの場合はオレンジやグリーンといったカラフルな色は控えるべきです。
[機能]
クロノグラフは時間を大切にする人物、ダイバーズはアクティブに行動できる人物のイメージにも繋がります。
[その他]
ビジネスシーンでの時計選びは、見られることを前提としたデザインであるか、服装に合っているかどうかを優先して考えると、失敗が少なくなると思います。
Q2.貴店のイチオシのモデルを教えてください。
パネライ
「サブマーシブル 42MM」(PAM00973)
ダイバーズらしくシンプルで見やすく、42mmというケースサイズも絶妙。単にシンプルなスポーツウォッチではなく、9時位置にあるスモールセコンドやリュウズプロテクターなどがさりげなく個性を演出している点が魅力です。
text:d・e・w