神戸・元町三宮の中心部に位置する時計宝飾専門店「カミネ トアロード本店」。創業から110年以上にわたり“正統なものを正規のルートで”をモットーにしており、数世代に渡って付き合いを続ける顧客も多い老舗です。蔦井直樹さんが薦めるオン・ビズのスポーツウォッチは、あのブランドの一本でした。
Q1.オン・ビジネスで着用するスポーツウォッチを選ぶ際のポイントは?
[ケース]
手首への収まりが良く、スーツの袖口が気にならないサイズ・厚みであること。
[デザイン・色]
堅実な業界、職種の場合は、個性が出にくいデザインを選ぶのが望ましいと思います。カラーについても同様です。
[機能]
デザインを左右するような機能は避け、あくまでも実用性を重視した機能が望ましいでしょう。
[その他]
ビジネスシーンでの時計選びは、服装の許容範囲を基準に判断すると良いでしょう。(IT系など)服装がわりと自由ならスポーツウォッチも自由に楽しんで良いでしょう。一方、スーツにネクタイがスタンダードな業界でしたらスポーツウォッチは着用しないほうが賢明。年齢や役職が上がるほど、特に避けたほうが良いと思います。
Q2.貴店のイチオシのモデルを教えてください。
パテック フィリップ
「ノーチラス」(5711/1A)
サイズ感、重量感、そしてデザインのバランスなど、総合的にスーツスタイルに完璧にフィットする唯一のスポーツウォッチ。高級感にあふれキャリアを感じさせる時計です。ただし、あまりの人気のため入手が極めて困難なモデルです。
text:d・e・w