【プレゼンター】
カトリーヌ・レニエ氏
ジャガー・ルクルトCEO
世界初、4面ダイヤルのコンプリケーションを披露
今年は「レベルソ」が誕生90周年を迎え、新たなマイルストーンを刻む。その一つが4つのダイヤルを備えた世界初の時計、「レベルソ・ハイブリス・メカニカ・キャリバー185」である。マニュファクチュールのチームによる6年間の開発の結果、4面ダイヤル、11の複雑機構、12の特許、わずか15.15mm厚のレベルソが完成した。フライングトゥールビヨンや月周期を測る機構、ミニッツリピーターの澄んだ音色など、メゾンが得意とする精度の高さをご覧いただける。
もう一つのアニバーサリーモデルが「レベルソ・トリビュート・ノナンティエム」。表面はとてもエレガントでクラシックな印象だが、裏面は今までにないユニークなデザイン。ケースを裏返すと複数のコンプリケーションを組み合わせた全く新しい顔が現れる。すでに一通り良いものをご存じの読者諸兄にはこうした特別なピースを推す。
コロナ禍ではオンラインへの移行が予想より早く進み、これは時計の背後で働く人々の情熱と決意を示す。私たちはデジタルプラットフォームの力とそれらを通じて顧客やパートナーとの関連性を維持できることを体験した。とはいえ、オンラインで獲得したシェアに関係なく、物理的にストーリーテリングやタッチ&フィールを行うことがつねに必要だと感じている。
レベルソ・ハイブリス・メカニカ・キャリバー185
世界初、4面ダイヤルの複雑時計。反転ケースの表面に時分と永久カレンダーの表示、トゥールビヨンが搭載され、その裏に表面と同時刻のジャンピングアワーと分表示、ミニッツリピーターが備わる。反転ケースを支える台座側には主に天体関連の機能を搭載。毎夜12時になると反転ケースからレバーが延び、台座側の表示を同期させる。
レベルソ・トリビュート・ノナンティエム
ダイヤル表面(上写真)には時刻、日付、そしてムーンフェイズの表示を搭載し、ケースを反転させると裏面にデジタルセミジャンピングアワーとディスク式分表示、昼夜表示が備わる。
問い合わせ情報
ジャガー・ルクルト
TEL:0120-79-1833
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