【プレゼンター】
カール‐フリードリッヒ・ショイフレ氏
ショパール共同社長
“夢見た時計”で25周年のアニバーサリーを刻む
今年、ショパール マニュファクチュールは開設25周年という節目を迎えた。1996年、スイスの時計産業がクオーツショックの影響から立ち直ろうとしていた頃、私たちのメゾンは何世代にもわたって受け継がれてきた時計職人の技術を守り、復活させることを誓った。より完成度の高い腕時計を製造するためさらなる技術革新を追求するというショパールの時計づくりはその時に始まり、今もなお進化の途上にある。技術革新ではまだまだ課題がある。私たちは先進性と創造性に重点を置いているが、歴史や伝統の尊重、卓越した職人技術が成功への鍵であると強く信じている。
今年はメゾン初のジャンピングアワー搭載モデルである「L.U.C クアトロ スピリット 25」を発表した。このタイムピースはオート・オルロジュリーとメティエ・ダールの融合から生まれ、18Kエシカルゴールド製ケースにメゾンの創業者であるルイ‐ユリス・ショパール作の懐中時計から着想を得たエナメル文字盤が採用されたクラシックな逸品。そして、このモデルの製造に携わったアルチザンたちの非常に重要な数々の技術の結集でもある。これは私が抱いてきた夢の一つであり、マニュファクチュールの25周年という節目で発表できたことを非常にうれしく思う。
L.U.C クアトロ スピリット 25
4つの香箱を備えるというほかに類を見ない仕組みで、通常216時間のロングパワーリザーブを確保する高性能ムーブメントをベースとしたL.U.C 98.06‐Lを搭載する。ジャンピングアワーで使用する場合、パワーリザーブは最長8日間。一般的に時表示のディスクの回転に大きなエネルギーを消費するためだ。時表示は6時位置の小窓で行う。L.U.Cに特徴的なドーフィンフュゼ針で分表示。ちなみにL.U.Cとは1860年にメゾンを創業したルイ‐ユリス・ショパールへのオマージュとしてその頭文字から。
L.U.C QF ジュビリー
マニュファクチュール開設25周年のもう一つの記念モデルがこちら。COSCよりも厳格で、世界で最も厳しいとされる品質規格であるカリテ・フルリエの認証を取得した初のステンレススティールモデル。
問い合わせ情報
ショパール ジャパン プレス
TEL:03‐5524‐8922
text:d・e・w