バッグの持ち手が手に食い込む辛さを体験した人に朗報だ。吉田カバンと「αGEL」を有する株式会社タイカが、最新技術を結集して共同開発したことにより、持ちやすさを極めたビジネスバッグが完成した。

タイカが開発した「αGEL(アルファゲル)」の技術をハンドルに応用し、改良を重ねて吉田カバン独自のハンドルを製作。このハンドルは単に柔らかいだけではなく、握ったときの指にかかる圧力を分散させることができるため、心地よい握りを体感することができる。

左から「2WAY BRIEFCASE(一層式)」6万6000円、「2WAY BRIEFCASE(二層式)」7万4000円、「3WAY BRIEFCASE」8万5000円、「2WAY SHOULDER BAG」5万円(全て税別)

「αGEL」は非常に柔らかいゲル状素材で、優れた衝撃吸収性や独特な感触を持つ。スポーツシューズや文房具、腕時計、自動車、産業機器、電化製品、介護用品など、さまざまな製品に採用されているものだ。

全型共通で付属するショルダーストラップの肩パッドは、ずれ落ちにくく肩にフィットする扇形で、内部に「αGEL」を取り入れることで肩にかかる圧力を分散させ、重さを感じにくくさせてくれる。

デザインは、3WAYブリーフケース、2WAYブリーフケース(一層式)、2WAYブリーフケース(二層式)、2WAYショルダーバッグの4型展開。

素材には、従来のバリスティックナイロンの耐久性はそのままに、約20%軽量化した「コーデュラ®ホロフィルエアーバリスティック™」を採用。機能的な収納ポケットやバッグ本体の自立性、ラゲッジタグなどの付属品を備え、細部にまでこだわり抜いたデザインが特徴。仕事の能率も上がりそうだ。

体への負荷が集中するハンドル。「αGEL」の特性により手元へのストレスを軽減する効果がある
取りはずし可能なショルダーストラップの肩パッド部分にも「αGEL」を使用しているため、肩への負担が軽減される

editor's comment
体と接触するハンドルの持ちやすさを追求したバッグはあまり見かけないのは、よく考えてみると意外だ。毎日手にするものだからこそ、技術に裏打ちされた快適さを持つバッグを選ぶのもいい。
(STYLE編集部)

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吉田カバン

text:Moca Kurio